琳派(8) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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◆「ワグネル博士顕彰碑」(1831~1892)

首都が東京に移り京都の衰退に危機感を抱いた京都府が化学を研究する場として京都舎密局を造り、その時にワグネルが指導者としてドイツから招かれる。ガラス、炭酸飲料、石けんなど我々の生活に根ざしたものから、陶磁器や京七宝のような伝統産業にいたるまでその影響は「京都の近代工業の粗」といわれたことからも伺える。島津製作所の創業者、島津源蔵もその影響を受けた一人です。


わぐね1


◆「平安茶寮

606-8342京都市左京区岡崎最勝寺町13075-752-3911

京都の老舗で有名な小川珈琲がプロデュースするセルフスタイルカフェ。手ごろな価格で本格的なお茶と甘味が味わえる。平安神宮のすぐそばなので観光の合間の休憩にぴったり。

◆「六勝寺跡」

皇室の御願寺として、六つの大寺「六勝寺」(りくしょうじ)が相次いで造営された。いずれの寺名にも、「勝」が用いられたことから六勝寺と総称された。その境内の規模は、現在の岡崎公園を中心とする東西1.4㎞、南北0.7㎞に及んでいた。六勝寺とは、1077年の第72代・白河天皇(1053-1129)の法勝寺(左京区岡崎法勝寺・南御所町など)、1102年の第73代・堀河天皇(1079-1107)の尊勝寺(最勝寺町・岡崎西天王町)、1118年の第74代・鳥羽天皇(1103-1156)の最勝寺(最勝寺町)、1128年の待賢門院(1101-1145)の円勝寺(岡崎円勝寺町・岡崎成勝寺町)、1139年の第75代・崇徳天皇(1119-1164)の成勝寺(岡崎円勝寺町・岡崎成勝寺町)、1149年の第76代・近衛天皇(1139-1155)の延勝寺(岡崎円勝寺町・岡崎成勝寺町)をいう。白河の地は北から南、東から西に傾斜しており、東西に二条大路末という通りが通じていた。その東端に中心になる法勝寺が建ち、威容を誇る八角九重塔が建っていた。ほかの寺院は傾斜地に階段状に建てられていた。ほかに、1132年の鳥羽上皇の得長寿院が建てられた。平忠盛寄進により、千体の聖観音が安置され、蓮華王院に匹敵したという。場所は、尊勝寺(現在の京都会館付近)、最勝寺(岡崎グラウンド付近)、二条通南に成勝寺(府立図書館付近)、円勝寺(市立美術館付近)があった。周辺にはほかにも多くの院御所、寺社が建ち並んでいた。

◆【京都市美術館別館】◆

606-8342京都市左京区岡崎最勝寺町13岡崎公園内075-771-4107

http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/index.html

美術館本館の建築設計は「日本趣味を基調とすること」の条件のもと、広く公募され、一等に入賞した前田健二郎の設計図案を基に、昭和年に着工、昭和年に竣工しました。美術館別館は、昭和5年に京都市公会堂東館として建てられ、昭和39年より京都会館(平成25年月に「ロームシアター京都」に名称変更)別館として用いられていた建物の和風外観を保全しながら内部を全面改修し、平成12年に新設されました。


わぐね2


日本画院京都巡回展ならびに京都・日本画フェスタ2015/10.20~25

日本画院

http://nihongain.web.fc2.com/

今日、日本画壇を見るに私塾並びに少数同志試作展覧会は幾団体かを数えることができるが、全般の日本画人にとって公共の作品発表機関となし得るものは稀である。殊に東京画壇においてこの感を深くする。日本画院はこの不備を痛感しここに作品を公募して一派一党を超越した作品発表機関を提供し、新たなる時代を負うべき鋭意の作家を迎えて、共に研鑽しその発達奨励に寄与せんことを期するものである。昭和十三年五月



★「全国水平社創立の地」

建立の辞大正十一年三月三日、全国から三千人の部落大衆が、この地、京都市岡崎旧公会堂に集い、歴史的な全国水平社創立大会を開いた。永い間の差別と屈辱の鉄鎖をみずからの力と団結によって解き放とうとする部落大衆はここに蹶起した。人間の自由と平等を求めてやまないこの炬火はついに燎原の炎となって燃えあがっていった水平社はかくして生まれた 人の世に熱あれ、人間に光あれ と結ばれたこの創立宣言は、日本の近代民主化に黎明をもたらす最初の人間宣言の栄誉を担うものとなった。それはこの宣言が単に部落解放のみならず、すべての人間の解放をめざす普遍的な原理に根ざしているからであるこのようにして生まれた解放運動は、幾多の試練と苦難を克服して、今もなお発展継承されている。本日、ここに水平社創立六十周年を記念して永く先人の偉業をたたえるとともに、国民的課題として部落差別を解消する決意を表わすため、この碑を建立するものである昭和五十七年三月三日 京都市


・・・「はならあと」の畝傍高校のところで、「西光万吉」さんのことを書きましたが、ここが「創立大会」が行われた場所です。


わぐね3


◆【ロームシアター京都】◆

606-8342京都市左京区岡崎最勝寺町13075-746-3355

http://rohmtheatrekyoto.jp/

1960年月29日、全国に先駆けた多目的な公立文化ホールとして、京都・岡崎の地に京都会館は誕生しました。当時の京都市は、財政的に非常に厳しい状況にありましたが、市民会館建設に対する市民の強い要望もあり、市民や企業からの多額の寄付金を財源の一部として建設が実現しました。設計を担ったのは、日本を代表するモダニズム建築家である故前川國男氏です。同氏は、京都会館を京都市民の、あるいは京都の青少年の一つの「生活道場」として活用していくという、当時の市長をはじめとした京都市の熱意に打たれたと述べておられます。こうして出来上がった京都会館は、岡崎地域の周辺環境との調和を考慮し、水平線を強く意識した意匠で設計されており、日本建築学会賞を受賞するなど、建物として高い評価を受けています。これまで50年間にわたり“文化の殿堂”として親しまれてきた「京都会館」は、2016年月10日に「ロームシアター京都」として新たな一歩を踏み出します。ロームシアター京都は、文化芸術の創造・発信拠点として、文化芸術都市・京都の名を高め、京都のまち全体の発展に寄与することをめざしています。舞台芸術公演が行われるホール以外に、パークプラザ、ローム・スクエア、プロムナードなどの賑わいを創出する新しい施設を備えることで、これまでにない開かれた場が生まれます。そのような「劇場のある空間」を中心として、人々の暮らしの感覚と芸術とが相互に繋がり、京都に新しい「劇場文化」を形づくります。


わぐね4


◆【京都市勧業館「みやこめっせ」】◆

606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1(二条通東大路東入)075-762-2630

http://www.miyakomesse.jp/

現在の建物は建築家川崎清の設計で、平安遷都1200年記念事業の一つとして1996年(平成)に建てられた。館内は常設展示(京都伝統産業ふれあい館、日図デザイン博物館)とイベント用の複数の展示場、会議室などがある。


わぐね5


・・・ようやく、目的地に到着です。