硝子物語(9) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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◆「サンドファンタジー(JR大阪駅の巨大砂時計)

JR大阪駅(大阪市北区)の待ち合わせ場所として親しまれながら撤去された巨大な砂時計が、兵庫県明石市のJR明石駅前で再び動き始める。「時のまち」を掲げる明石市は、「まちのシンボルとしたい」と期待を寄せる。砂時計は高さ4.5メートル、幅5メートル、重さ5.7トン。「世界最大級」とされ、約60キロの砂が60分かけて落ち切ると、オルゴールの音色とともに半回転する。大阪駅ビルの運営会社が約6500万円をかけてつくり、2003年春、1階の南側に設置した。待ち合わせの目印として知られたが、駅のリニューアルで201010撤去された。運営会社が引き取り先を探したところ、明石市が「日本標準時子午線が通る、時計にゆかりのあるまち」として名乗り出て、無償で譲り受けた。


はりお1


明石市では、平成10年の明石海峡大橋開通により海上交通の利用が減少し、それに伴い歩行者などの回遊性が大きく低下しました。加えて、明石駅前の大規模小売店舗が撤退し、郊外型大型商業施設の立地による商店街の売上額などの減少が、「まちの顔」であった中心市街地を衰退させており、市全体の活力の低下にもつながっています。そのため明石市では、平成22年11月に明石市中心市街地活性化基本計画を策定し、国の認定を受け、魅力あるまちづくりに取り組んでいます。その中でも、核事業である明石駅前南地区第一種市街地再開発事業(以下「明石駅前南地区再開発事業」といいます。)において整備される再開発ビル内に、多くの人が集い、滞在し、回遊してもらうことを促すための施設を設けることで、中心市街地の賑わいを取り戻すとともに、市全体の活性化につなげていこうと計画しています。こうしたことから、新たな賑わいと憩いの空間の創出をめざし、日々たくさんの方々に来ていただける交流の広場として、また、中心市街地の回遊を促すウェルカムゲートとして、中心市街地に人を呼び込む装置として再開発ビルの2階に(仮称)イベント広場を整備することとしています。この(仮称)イベント広場の整備にあたり、明石市第5次長期総合計画や明石市観光振興基本構想などの考え方のほか、学識経験者や公募市民等で組織する検討委員会からの提言も踏まえるとともに、さらに再開発ビルのコーディネートという観点を加え、当基本計画を策定しました。

https://www.city.akashi.lg.jp/seisaku/machisaisei_shitsu/shise/shingikai/inkobo/kaiginokokai/shisetsusebi.html

・・・このイベント広場に「サンドファンタジー」が設置されるようです。完成イメージ図にもちゃんと描かれていました。


はりお2


★「砂時計」の「信号機」

http://www.yankodesign.com/2010/11/18/sands-of-traffic-times/

LEDを使って砂時計を表現した非常に直感的な信号機のコンセプトデザインです。砂時計のデザインにより、「進め」「注意」「止まれ」の全てのシグナルで残り時間が分かるようになっています。特に「注意」のシグナルでは、秒数も表示し、通行する人や車に対して更なる注意を促します。

・・・「デジタル」と「アナログ」どちらも大切ですね。「時計」と言えば「セイコー」。


はりお3


★「セイコー・キッズ」

http://museum.seiko.co.jp/kids/index.html

3分間カラー砂時計を作ろう。

・・・「砂時計職人」さんのルーツは、研究用理化学ガラス機器」だということなので、さらに調べてみました。


はりお4


HARIO株式会社

103-0006東京都中央区日本橋富沢町9-303-5614-2101

http://www.hario.com/index.html

HARIOは、1921年より耐熱ガラスメーカーとして理化学用ガラスを製造してまいりました。日本で唯一の「α32耐熱ガラス」の窯をもち、ハンドブロー(手吹き)成形品も生産しております。Made in Japan、★手吹き職人による技術が初代「カミオカンデ」(素粒子観測装置)や、ガラスの楽器の製造を可能にいたしました。HARIOブランドの理化学用ガラスは、確かな歴史と信頼の材料に裏打ちされた製品です。HARIOのガラス管は、実験用ガラス容器と同素材、線膨張係数32Xl0-7cm/deg (30~330℃)の耐熱ガラス。原料だけでなく、ガラスの泡切り剤にもこだわり、茨城県・古河工場で生産しています。さらに実験の際には、素材の溶出も殆どなく、加熱もでき、無色透明なため、内溶液の判断も容易にできる利点があります。



世界初のガラスのバイオリン「玻璃王バイオリン」

http://www.hario.com/whatsnew/koto.html

HARIOでは、2003年に、耐熱ガラスの素材特性と手吹きの技術により、今まで作られることがなかったガラスのバイオリン「玻璃王バイオリン」を完成させました。バイオリンのやわらかな曲線を薄く均一にガラスで再現するために、手吹きでかつ停止吹きの技術を持つ熟練の職人が試行錯誤した後、ボディーの再現に成功。さらに、加工・グラビール加飾・ペインティングと各分野の達人の手が加わり出来上がったガラスのバイオリン 「玻璃王バイオリン」は、まさに職人技の結晶といえるものです。また、2004年には「ガラスのチェロ」、2007年には、手吹きガラスによる世界初・ 世界最大のガラス楽器「ガラスの琴(中国古筝・21弦)」を完成させました。当社では、これらの楽器を、「地球にやさしい100%の天然素材」である耐熱ガラスのシンボルとして位置付けております。


はりお5


・・・「理科ばなれ」を「危惧」する前に、知的好奇心をくすぐるような、美しい理化学「器具(機具)」を充実させれば、きっと子どもたちの眼は輝くはずです。