・・・大阪です、しとしと雨が降っています。ふと雨の「赤煉瓦」もいいかなと、
【築港赤レンガ倉庫】
大正12年(1923)10月に★住友倉庫によって建設された、大阪に残る数少ないレンガ建築です。北側の旧200倉庫は2階建。高さ13m、延床面積4,500平方メートル。南側の旧300倉庫は1階建。(建築時2階建)高さ13m、延床面積2,800平方メートル。
【NEWS1】2013.12.3
大阪市、赤レンガ倉庫群活用事業者発表「自動車展示販売場」に
大阪市港区の赤レンガ倉庫群を活用する民間事業者を公募していた同市は2013年12月2日、クラシックカーミュージアムやレストランを併設した自動車展示販売場がオープンすると発表した。同日の競争入札で落札した自動車販売業「クインオート」(兵庫県篠山市)が建物の耐震工事などをした上で運営するといい、同社は「来年秋ごろのオープンをめざす」としている。2014年1月下旬に正式契約する。同社が市に提出した計画では海外の高級クラシックカーを展示するほか、新車や中古車を展示し販売。ステーキハウスやカフェも併設するという。市は集客施設として運営する事業者を公募し、事業計画を提出してもらい競争入札で決めた。レンガ造りの外壁を保存することなどを条件に建物を無償譲渡した上で平成26年2月1日から30年間、土地を月額190万円で貸し出す。赤レンガ倉庫は、大阪湾を望む築港地区にあり、約9千平方メートルの敷地に4棟が建つ。市は若手芸術家の育成施設などとして活用してきたが、平成18年度の耐震診断で強度不足が判明。財政難もあり、耐震工事ができないまま立ち入り禁止の状態が続いていた。
【NEWS2】2015.6.9
赤レンガ倉庫がクラシックカーミュージアムに。輸入車や国産車のディーラー、中古車買取・販売で知られるGLION(ジーライオン)が、大阪市港区海岸通にある「築港赤レンガ倉庫」をリノベーションしクラシックカーミュージアム「GLION MUSEUM(ジーライオンミュージアム)」を2015年6月13日にオープンさせる。6月9日に内覧会が行われ「ハドソン リムジン」「ロールスロイス シルバーレイス」という高級クラシックカーや、伝説の名車「トヨタ・2000GT」を実際走行する姿などが披露された。同倉庫は、大阪市などが有効利用などを模索していた場所であり、同社では「今後のベイエリア発展にもつなげていきたい」と話している。
◆【GLIONミュージアム】◆
大阪市港区海岸通2-6-39(大阪・赤レンガ倉庫内)06-6573-3006
http://www.glion-museum.jp/top
『観て、触って、乗れる』『買うこともできる』新しいカタチのクラシックカーミュージアム。4つのヴィンテージゾーンの分かれるジーライオン・ミュージアムは、ニューヨークとロンドンの裏路地風を再現。年代別ヴィンテージカーに相応しい世界観を造り上げたミュージアムです。また当ミュージアム魅力は、プレステージの高いロールスロイスなど「世界の名車を動く状態」で展示、販売していること。新しいカタチのクラシックカーミュージアム。ぜひ一度ご体感ください。
●ショールーム
主に1960年から70年代のヒストリックカーを展示販売。オリジナルカスタムカーの製作も承ります。
●ミニカーショップ「ケイズ・コレクション」
ヒストリックカーはもちろん最新モデルまでのミニカーを常時800種類ほど取揃えています。精密な手作りミニカーやジオラマなど、海外の有名作家が造り上げた作品も多数展示、販売しています。
●ステーキハウス
世界中のグルメに愛されてきた、ハワイ名門ステーキハウスの姉妹店。最高級のUSDAプライムビーフの旨みをハワイ産キアヴェの炭火で引き出し、世界中のグルメを唸らせてきたハワイの名門「Hy‘sSteak House ハイズ・ステーキハウス」。その伝統を受け継ぎ、最高級の熟成肉を独自の「織火焼」で仕上げます。舌だけでなく五感を刺激する極上の空間でお愉しみください。
●カフェ1923
1923年からここで歴史を刻んできた赤レンガの風情を感じながらその時代のクラッシックカーを眺めてお茶をする。何もかも忘れさせる優雅な時間。水の都ヴェネツィアの夕暮れ時をイメージして作られた店内。水の都、大阪で一番の夕日を眺め、海の風を感じながら幸せな一日を振り返る。お店のシンボルとして1923年にちなみFORD1923を展示。アメリカ国民に数々の夢を与えてきたフォードの自信作、モデルTはアメリカ本国でティン・リジ―などの通称で知られ、日本ではT型フォードの通称で広く知られている。違った歴史と物語を持つ違った年に生まれたふたつの「ホンモノ」が時を超えてこの場所で出逢う軌跡。お客様の物語を刻み続ける軌跡の場所を作りたい。そんな想いを込めてCAFÉ1923を★2015年開業。ふと時間が出来たらいつもここに来ている。今から10年後、20年後、昔話を語る時に会話に出てくるのはいつもこの場所。ぜひ一度足をお運びくださいませ。
★「親水護岸」
海岸通ギャラリー・CASOと赤レンガ倉庫の間にあるのは、★安藤忠雄事務所設計の「親水護岸」および「人工地盤」です。人工地盤の下は将来駐車場となり、上の広場からは南港を含む大阪港が一望できます。階段状の親水護岸からはこれまで防潮堤で隔てられていた海まで降りることができる、港の新しい憩いの場となります。親水護岸の方は2003年秋より、人工地盤上の広場と階段は2006年春より供用を開始しています。ぜひ散歩にお越しください。
◆【海岸通ギャラリー・CASO】◆
552-0022大阪市港区海岸通2-7-23/06-6576-3633
民間最大規模の現代美術のためのレンタルスペースです。2000年9月、住友倉庫は築30年の鉄骨造の倉庫を改修し、現代美術を中心としたスペース「海岸通ギャラリー・CASO」(かそ)を開設いたしました。大小5区画のスペースには5.8mの天井高があり、いずれの区画も上方から自然光を取り入れています。内部は以前の倉庫のイメージをそのまま残したニュートラルなホワイトキューブの空間に仕上げています。メディアアートにも対応できるよう、各室の電気容量は1.5KVA以上となっています。またSPACE B・CではケーブルTV回線を通してインターネットにもアクセス可能です。2階には館内外を眺望できる来館者および施設利用者のためのラウンジがあり、雑誌や書籍の閲覧・休憩・展示に関するレクチャーなどにご利用いただけます。
●「TELL THE STORY OF WORLD THAT I DON'T KNOW」Yuki Yamashita(1985~)
2015年9月15日(火)~9月20日(日)
展覧会タイトル「TELL THE STORY OF WORLD THAT I DON'T KNOW」は 直訳すれば「私の知らない世界の話を聞かせてくれ」これは他者への呼びかけ。世界は私達の知らない「物語」で溢れています。そしてそれは私にとって大きな希望を意味しています。
●"recursion"沖見かれん個展(1991~)
2015年9月15日(火)~9月20日(日)
わたしは絵筆にあやつられているようだ。わたしのすぐ目の前で、絵筆がキャンバス上に色を残していく。すべるように垂れて行ったり、そのままそこでとどまってぼやけたりしながら跡を残していく。わたしはそこに現れた色、浮かび上がったフォルムに見とれ、頭がクラッとするような感覚を覚える。その感覚はたしかにわたしとキャンバスに蓄積され続ける。
●Drawing 南野佳英展(1969~)
2015年9月15日(火)~9月20日(日)
日常的な行為の時間の積み重なり、内観して描くドローイングと、同時に存在する秩序としての空間。その時間と空間を、サウンド・ドローイングでつないでいく。"根源的時間の集積と現在のつながり"と"今時間と今空間をつなぐ"サウンド・ドローイングが、鑑賞者に、どのように感じられるのか、実験的な体験の場としての作品。会期中、サウンド・ドローイングのパフォーマンスとして、インド弓奏楽器(esraj)の演奏=ドローイングを行う。
・・・偶然かもしれませんが、女性3人の個展を同時に拝見することができ、ウキウキわくわくドキドキしました。