紡績・赤煉瓦建築(41) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・以前、「フォルテ・ワジマ(和歌山市)」にある「ニット&スポーツミュージアム」を訪問(体験)して、「島精機」はスゴイと感動しました。

島精機本社のエントランスには二つの彫刻が飾られている。ロダンの「考える人」と、ボッティーロの「ラージハンド」だ。創造性を象徴する「考える人」、そして自ら手を動かし、行動する象徴としての「ラージハンド」。「世界初」を実現させるためには、頭と手をつなげなくてはならない。

http://kigyoka.com/news/magazine/magazine_20150629.html

http://gemba-sembonknock.com/2013/04/11/1510.html

http://toyokeizai.net/articles/-/13659?page=4

http://monma6715.blog.fc2.com/blog-entry-333.html

http://www.sen-i-news.co.jp/seninews/viewArticle.do?data.articleId=292652&data.newskey=d042782754ea0959c198701481d26ae7&data.offset=40

http://blogos.com/article/89636/

http://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/meijintaidan/190410/190410.html

http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/20100502/1.html

・・・ネットで検索すると出るわ出るわ、フェラーリも2台飾ってあるという。とにかく「本社」に行くしかない。


しませ1


◆「島精機製作所

641-8511和歌山市坂田85073-471-0511

http://www.shimaseiki.co.jp/

コンピュータ横編機コンピュータデザインシステム自動裁断機手袋靴下編機の会社です。

①「ニット・ミュージアム

http://www.forte-wajima.com/

このたび弊社では、予てより和歌山市内の市街地活性化の核として和島興産株式会社が

進めてきた『フォルワジマ』(和歌山市本町2丁目1番地)内に『ニット・ミュージアム』をオープンし、平成20年(2008)月31日より営業を開始しました。

②2009「ニットミュージアム」が「フュージョンミュージアムニット×トーイ」としてリニューアルオープンしました。

http://www.forte-wajima.com/facility/fusion?guide=floor

③「フュージョンミュージアムニット&スポーツ

和歌山県和歌山市本町2-1 フォルテワジマ3F073-488-1962

http://www.forte-wajima.com/5673

ニットとスポーツを融合させた世界初の展示施設。ニットのフロアでは、世界で最初のニット編機から世界最速の横編機に至る数々の編機を展示しているほか、横編機のリーディングカンパニーである島精機製作所の発明と開発の歴史を紹介。また、好きな絵柄をデザインしたものを自らが自転車をこぐ動力で、オリジナルの手袋やストールなどが編める体験コーナーはリピーターも多い。隣接するスポーツのフロアでは、和歌山県出身またはゆかりのあるトップアスリートを紹介。オリンピック金メダル展示のほか、実際に使用したユニフォームや用具などにも触れるコーナーが人気を集めている。


しませ2


NEWS2015.6.朝日新聞より

「島精機製作所」社長・島正博さん(78

和歌山市出身。県立和歌山工業高校機械科卒、61年島精機製作所(和歌山市)の前身を創業し社長に就任。わかやま産業振興財団理事長や日本繊維機械協会副会長も務める。07年、産業分野での優れた業績に贈られる「大河内記念生産特賞」を受賞した。島精機の今年3月期の売上高は483億円、純利益は36億円。

★「ホールガーメント(無縫製

従来のニット製品は、体の形をもとに裁断した複数の生地を縫い合わせ、立体的な体にフィットさせていた。ホールガーメントは、1着丸ごとを一つの工程で立体的に編み上げることができ、縫い合わせる必要がない。縫いしろがないのですっきりとしたシルエットとなり、裁断などの無駄も省ける。島精機が95年、ホールガーメントの横編み機を世界で初めて開発した。


しませ3


企業家倶楽部2015年8月号より「和歌山に島精機製作所あり

“モノづくり大国ニッポン”という言葉が、陰りを見せ始めて十数年。今や日本のお家芸は人件費の安い中国やアジアにとって代わられた。そんな中、日本で発明、日本で製造し、類まれな開発力で、世界を相手にビジネスを仕掛けるニッポンのサムライがいる。和歌山県に本社を持つニット編機のトップメーカー島精機製作所社長の島正博である。ニット業界で島精機を知らない人はいない。コンピュータ制御横編機では世界シェア60%強を誇る。その高度な技術開発力は世界のニットビジネスを革新し続けてきた。

島精機製作所とは創業は1962年、子どもの頃から発明少年として知られる島正博が、全自動手袋編機を開発するという課題をもって、地元和歌山に創業した。24歳の時である。一代で世界に冠たる編機メーカーに成長。2015年3月期の売上は483億5200万円(前年比19%増)、経常利益は84億7000万円(同15%増)と絶好調だ。メーカーながら、営業利益率17%を叩き出す。和歌山県・和歌山市。駅前の繁華街からクルマで10分、静かな住宅地が広がる中に突如10階建ての大きな建物が見えてくる。ニットの編機で世界ナンバーワンのシェアを誇る島精機製作所の本社ビルである。緑を配置した公園のような敷地に、本社工場が建ち並ぶ。といっても工場はここしかない。全ての製品をこの和歌山で製造、輸出しているのである。エントランスから中に入るとギャラリーのような一階ロビーでは、ドレーブたっぷりのワンピースやセーターなど、おしゃれなニットを纏ったマネキンが出迎えてくれる。そして驚くのはロビーフロア真ん中に陣取るイタリアの名車、真っ赤なフェラーリである。元々クルマが好きという社長の島正博が、その流れるような曲線、美しいボディに、社員の創造力を掻き立てようとディスプレイしたという。ロビー奥に目を転じると、2つの彫刻に目を奪われる。ロダンの「考える人」と、イタリアの彫刻家ボッティーロの「ラージハンド」である。「考えるだけじゃダメ。考えたらすぐ行動しなさいという意味なんです」と笑顔を向ける島。考えたらすぐ実践せよとの熱い想いが込められている。エレベーターで最上階に上がる。他に遮るものがないそこからは、和歌山市が一望できる。もちろん紀州55万石の和歌山城も見える。ここはまさに天下取りに挑む島精機の天守閣である。ここから世界に向けて発信、世界のニット業界を革新し続けている。そして城の主は今年78歳になる島正博である。発明家にして企業家である島の功績は、日本国内より、むしろ海外の方が有名だ。

八木麟太郎】 http://ry.eek.jp/

2007島精機本社に石彫刻設置(和歌山)


しませ4


・・・和歌山のいろいろな地場産業や伝統工芸も知りたくて、

◆「和歌山地域地場産業振興センター

641-0012和歌山市紀三井寺856073-447-3334

http://www.jibasan-wakayama.jp/


しませ5


●「地場産品即売コーナー

1階では、紀州手まり・紀州漆器・紀州雛をはじめ、瑞芝焼・紀州焼、紅木製品、保田紙等の工芸品、パイル織物・再織製品、棕櫚たわ し・日用和雑貨や靴下、食品では、純粋ハチミツ、湯浅醤油、梅干、紀州みかん酢や米酢、こめ油等を展示即売しています。

「地場産品展示コーナー」

階展示コーナーでは、伝統工芸品の紀州箪笥・紀州漆器や、また唐木工芸、名草焼、紀州凧、地酒も展示紹介しています。

「歴史資料館」

歴史資料館では、伝統と技術を持つ和歌山の地場産業、戦前戦後、時代に対応して発展した各産業の歴史を業種別・地場産業の歩み・伝統工芸のコーナーに分けて展示紹介しています。是非お越しください。