◆「大坂ノ陣合戦祭り×OSAKAキャッスル☆ハッスル2014」
2014年10月18日(土)~10月19日(日)
『大坂ノ陣合戦祭り』は、かつて400年前におこった「大坂の陣」を再現する模擬合戦イベント。大阪城での同様の祭りは初めてとなる。地元の甲冑武者隊である「甲援隊」を中心に、全国から集結した甲冑武者「日本甲冑武者隊等」が、豊臣方、徳川方に分かれて戦う。甲冑を持っていない人は、レンタル甲冑を借りれば参加できる。
10月18日(土)は当日参加が可能な武者行列、19日(日)にはドラマチック模擬合戦「大坂ノ陣合戦絵巻」が実施される。大阪府警、大阪市消防局、国土交通省近畿地方整備局、陸上自衛隊などが特別参加、防災や特殊車両、装備品の他話題の防衛男子展示なども披露。さらに19日には西の丸庭園上空にこれら4団体のヘリコプターが集結!上空から会場の合戦参加者を鼓舞する。また、19日にはスペシャルイベントとして、『押尾コータローミニライブ』も開催。戦国自治体ブースや戦国グッズ販売、戦国グルメも登場。そして、同時開催の『OSAKAキャッスル★ハッスル2014』(一般社団法人大阪青年会議所主催)では大阪のグルメブース(チャリティ)や体験マルシェ、ライブやギネス挑戦など、大人から子どもまで大阪の魅力を一日中楽しめる。
●極楽橋エリア
<侍ミュージアム>
迫力ある映像で来場者を出迎える映像トンネルに始まり、精巧に再現された★「黄金の茶室」、4Kマルチサイネージでの臨場感あふれる映像体験、空間に浮かび上がる「ホログラム秀吉」など、最新の技術で驚きとともに歴史を学んでいただきました。
<武将ホール>
侍・忍者ショーや笑えて学べる講談など、楽しいイベントが開催される武将ホール。また、武将や忍者の衣装に着替えることができる「なりきり武将体験」のほか、お土産などの物販エリアも併設しました。
・・・去年(2014)は、「孫とミュージアム」だったので、記念撮影をして次のブースやイベントに移動。ということで、再度じっくり「黄金の茶室」を見学するため、今年(2015)久しぶりの大阪城公園です。
★天下一の黄金の和船「大阪城御座船」
運航中~9月30日(水)※天候など諸事情により運行しない場合があります。金箔貼りの御座船(和船)で、大阪城内濠を遊覧するお濠めぐりを期間限定で実施します。四季折々の景色の中、大阪城の石垣を間近に眺めることができる貴重な機会です。
【NEWS】大阪城公園(大阪市)に4月下旬から黄金の小舟が登場した。開催中の「大坂の陣400年天下一祭」の一環で、天守閣を望む内堀を20分間遊覧する小舟「御座船」。豊臣秀吉時代の屋根付きの舟をモデルに、本物の金箔3000枚を装飾に使っているという。運航するのは「くいだおれ人形」のキーホルダーなどを手がける市内のPR会社。社長の伴一郎さん(67)が「専門業者がいない」と、自宅を臨時作業場に、家族3人で手作りした屋根や内装に、一枚一枚貼っていったそうだ。イベント経費は約4000万円。乗船料は大人1500円で、天下一祭が終わる9月末までに2万人の利用を見込む。目標達成だけでは赤字の計算だが、伴さんは「お城で船遊びができたら楽しいでしょ。居心地の良い大阪を復活させたいんですよ」と笑う。1983年の「大阪築城400年まつり」を機に誕生した水上バスは、大阪観光に定着した。そよ風に吹かれ、水面から間近に石垣を見られる黄金の小舟。秋までと言わず、新たな400年の観光資源にできないか。(毎日新聞より)
【大阪城西之丸庭園】/540-0002大阪市中央区大阪城2
http://www.osakacastle.net/park/
天守閣の西にある広さ約6.5haの西の丸庭園は、約半分が芝生におおわれ、桜の名所としても有名。ソメイヨシノを中心に約300本の桜が植えられ、毎年春には、お花見を楽しむ人々でにぎわいます。
◆「焔硝蔵」
徳川時代の火薬庫で、この中に大量の黒色火薬が保管されていました。徳川大阪城再建初期の頃は土蔵造りでしたが、青屋口の焔硝蔵が落雷で大爆発を起した万治三年(1660年)以降に石造で再建されました。
★茶室「豊松庵」
西の丸庭園の北東角に生垣に囲まれた茶室がある。これは昭和40年、茶を好んだ太閤秀吉にちなんで★故松下幸之助氏が寄贈されたもの。桧皮葺・木造平家建・数寄屋造の本格的な茶室で広間、小間、立礼席の3席がある。現在は茶道愛好家に広く開放されており、外国からの賓客の接待にも使用されている。
数寄屋建築の第一人者であった★中村外ニ棟梁(富山県小矢部市出身、明治39年~平成9年)。中村外ニ工務店の代表的な仕事としては、戦前には「比叡山ホテル」戦後には裏千家・家元の茶室をはじめ、★「大阪城西ノ丸庭園内茶室」、南禅寺「何有荘」「東山魁夷邸」などが挙げられます。
◆大阪迎賓館
米大統領をはじめ、各国のVIPをお迎えする事もある、ここが噂の大阪迎賓館です。
【黄金の茶室】
豊臣秀吉が造らせた平三畳の随所に黄金が施された茶室。容易に運搬可能な組み立て式の茶室であった。秀吉が関白に就任した翌年の天正14年(1586年)1月、年頭の参内で御所に運び込まれ、正親町天皇に披露された。北野大茶湯などでも披露され、文禄元年(1592年)には大坂城から名護屋城に運び込まれた。図面は伝わっていないが、当時の記録から、壁・天井・柱・障子の腰をすべて金張にし、畳表は猩々皮、縁(へり)は萌黄地金襴小紋、障子には赤の紋紗が張られていたとされる。また使用にあたっては黄金の台子・皆具が置かれたという。千利休が黄金の茶室の制作に関わったかどうか、明確な史料は見当たらない。従来、千利休のわび茶の精神とはまったく異質であり、秀吉の悪趣味が極まったものである、という見方がなされてきた。しかし、茶室の研究家である建築家★堀口捨己は、豪奢、華やかさも利休の茶の一面であると論じたことがあり、★MOA美術館で復元を担当した早川正夫も、千利休が制作に関与しなかったはずがないと述べている。豪華絢爛な点、権力誇示に使用された点、組立て式である点など、あらゆる点において通常の茶室建築とは一線を画している。その評価には賛否両論あるものの、数ある茶室の中でも最も名の知られたものの一つと言える。
※MOA美術館(復元第一号、堀口捨己監修、早川正夫設計)
http://www.moaart.or.jp/facilities/main-building/
★大阪城西之丸庭園「黄金の茶室」大阪迎賓館
平成27年7月初旬~9月27日(日)10時から17時まで
豊臣秀吉愛用の「黄金の茶室」を細部まで再現し、秀吉の正室・北政所の屋敷があった場所とされている西の丸庭園の大阪迎賓館で展示します。「黄金の茶室」は、壁、天井、柱や茶道具に至るまで金でできた絢爛豪華なもので、運搬可能な組み立て式であることが特徴です。当時、御所や北野大茶湯などで披露されたと言われています。贅を尽くした茶室は見応えがあり、必見ものです。また、「黄金の茶室」内で、茶道の祖である千利休になぞらえた「茶の達人」との記念撮影も実施します。
料金:西の丸庭園入場料 200円 ※「茶の達人」との記念撮影は別途有料
※日本の”茶の湯”文化を来園者、外国人観光客に向けてアピールするイベントを予定しています。