・・・招待状をいただきましたので、大阪市立美術館で開催されている「研水会展」に行ってきました。
【研水会】
http://www.kensuikai.org/index.html/
研水会は、写実洋画の本道追求を目的とし、一水会の創立精神に則り、主に関西の写実洋画の発展と普及、そして広く優秀な新人作家の発掘とその活動を応援しています。日本特有の美術公募団体展のひとつで、全国公募の一水会展の趣旨に賛同する、主に関西を主とした作家により、1949年(昭和29)から展覧会を毎年春季に開催しているのが研水会です。そして一水会と同様に、写実の本道追求を目的として、安易な会場芸術を認めず、現場取材を大切な土台として、日本人らしい具象洋画の追求と発展をめざして制作している作家の集団です。他の公募団体同様に研水会には役職があって、入落のある一般公募部門と、無鑑査である会員、さらに準委員、そして審査権のある委員と、会の規定(入選回数や受賞回数など)にそってさまざまな役職を設けています。毎年出品をつづけて受賞などをすることによって、作品のレベルが上がると同時に役職も上がっていくという仕組みです。一般コンクール展には、いわゆる一発勝負的な傾向がありますが、研水会展などの公募団体展は、各出品作家の鍛錬と作品の変遷を見守りながら、作家としての成長を助けていくというところが大きな違いです。
・・・そして、「天王寺公園」の工事状況を確認しました。
【参考】近畿日本鉄道、天王寺公園エントランスエリアなどの指定管理業者に
大阪市が2014年10月30日、天王寺公園(大阪市天王寺区茶臼山町)エントランスエリアの魅力創造・管理運営事業予定者を近畿日本鉄道(同区)に決定したと発表した。事業対象区域は天王寺駅側のエントランスエリア(約2万5000平方メートル)、バス駐車場(約1160平方メートル)、茶臼山北東部エリア(約5400平方メートル)。同園内で新たなにぎわいを創出するイベントなどの実施、飲食・物販施設の新設などを見据える。現時点で近鉄側から、エントランスエリアで芝生広場(約7000平方メートル)、カフェ、子どもの遊び場、フットサルコート、ドッグラン、コンビニエンスストア、茶臼山北東部エリアでカフェ、コンビニエンスストア、駐車場を設ける提案があり、集客力のあるイベントを招致するという。近鉄は2014年3月、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(阿倍野区)がグランドオープン。同ビルから同園は徒歩3分程度の場所になる。事業者は1月に一次提案を募集開始し、4者(1者が辞退)が応募。2次提案した3者から選んだ。2カ月以内に事業予定者と協定書を締結し、2015年4月に工事開始、10月1日に運用開始を予定。事業期間は20年間。事業者は市に使用料を納める。橋下徹市長は会見で、現在は有料の天王寺公園の無料化も早期に進めることも明らかにした。
・・・そして、またまた「大阪芸術大学・スカイキャンパス」へ。
545-6090大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43・24階/06-6654-5557
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/guide/campus/skycampus.html
●「少し未来のはなし」2015年5月9日(土)~5月20日(水)
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/tokusyuu/artdesign2015/
この度、大阪芸術大学ではアートとデザインへの関心を深めていただきたく「少し未来のはなし」と言うテーマのもとにセミナーと展覧会を開催いたします。セミナーは主に大阪芸術大学教授を中心にゲスト講師も招き実施いたしますので、参加ご希望の方はお申込みください。また、展覧会では講師陣のクリエイティブプロセス展示をいたします。
●OSAKA DESIGN FORUM「-LINK-つながるデザイン」
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/whatsnew/seminar/
ODFプレゼンツデザイン学科展inスカイキャンパス
2015年5月9日(土)~5月20日(水)
2006年より始まり9回目を迎える「OSAKA DESIGN FORUM」。国の重要文化財大阪市中央公会堂を使って、今年もデザイン学科の学生が主体となりイベントの企画運営を行っています。今回のデザインフォーラムのテーマは、出演下さるゲスト様それぞれのデザインの良さを伝えたいという想いを込めた「-LINK-つながるデザイン」です。メインゲストには社会貢献を軸としたソーシャルデザインを数々と手がけるグラフィックデザイナーの福島治さん、2014年度クリエーター・オブ・ザ・イヤー受賞者電通のクリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジスト菅野薫さんをお迎えします。また、日産自動車・丹青社・タカラトミーの企業デザイナーでありデザイン学科卒業生3人の600秒プレゼンテーションを企画しています。さらに昨年同様★大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24F)では、デザイン学科生が制作した作品の展覧会を同時開催します。ぜひ多くの方にご参加頂ければ幸いです。スタッフ一同お待ちしております。
・・・あべのハルカス17階で昼食をとっていますと、新たな発見がありました。
★2014「Abeno Fern-Nah(アベノ 遠-近)」
/作:フォルケ・ハンフェルト/H4077×W9731㎜
/OTセラミックス(大塚オーミ陶業株式会社)
http://www.ohmi.co.jp/track-record/7383/
【フォルケ・ハンフェルト】Folke Hanfeld
1950年生まれ。国立ベルリン芸術大学絵画科卒。インスタレーション、3D写真を中心に作家活動を続けていたが、近年はプリントメディアによるパターン、合成写真、建築に関わるインスタレーション作品を多く発表してきている。また建築に融合するアートとして、ザウアーブルッフ/ハットンやグリュントゥッフ/エルンストなどの国際的建築家との協力によってベルリン、およびブランデンブルク州を中心に大型の平面作品が実現された。現在、ライプツッヒ市中心部再開発計画、およびマドリッド市のドイツ学校の両プロジェクトの委嘱作品が進行中である。