・・・ずっと気になっていた「地下鉄トイレ」に飾られているイラスト。サインは「J.K.」とありますが、作者を探しあぐねていました。
★Vol.81【月刊「島民」】2015年4月1日発行
中之島を描く。 http://www.nakanoshima-univ.com/about/tomin/
・・・とうとう「河田潤一」さんであることがわかり、いろいろ調べてみました。
【参考】花とアートを楽しむ北堀江の「フラワーカフェ」若手作家個展
生花店にカフェとギャラリーを併設した店舗「FLOWER CAFE baobab(フラワーカフェ・バオバブ)」(大阪市西区北堀江1/06-6535-8721)で、イラストレーター河田潤一さんの個展が開催された。フラワーコーディネーターで店長の木下布美子さんが、「花束など注文してからでき上がるまで気持ちよく待ってもらえるように」と考え、4年前にカフェを併設した生花店を開業。いったん休業した後、ドリンク(280円~)中心の「より手ごろなメニュー」に変更し、カフェにギャラリースペースを新たに設けて今年3月にリニューアルオープンした。近くで働くサラリーマンの常連客も増えてきているといい、客層は「意外に男性も多い。カフェがあるので、普段花屋に入りづらいという方も気軽に入ってもらえているようだ」と木下さん。「より心地よい空間を」と新たに設けたギャラリースペースは、現代美術作家の濱田美由紀さんが運営と広報を担当する。「作品をいろいろな方に見てもらう場を提供し、特に若手作家や学生たちを応援していきたい」と、同スペースは1カ月間無料で貸し出している。5月に作品を展示する河田さんは、ペンと水彩で都会の街を描く「かっこいい」作風が特徴のイラストレーター。FM802が主催するアーティスト発掘プロジェクト「digmeout」が推薦する「digmeout RECOMMENDED」アーティストとして、CDジャケットのデザインや、FM802の「MINAMI GO! ROUND!」のポスターも手掛ける。最近始めたという銅版の作品や、「今回のために描いた」という同店名が入った作品を含む全10作品を展示する。30歳から本格的に制作活動を始めたという河田さん。「★他の仕事をしながら、時間を見つけては、難しく考えず楽しく『ガンガン』と描く」スタイルで活動を続ける。「絵を通して自分自身を見つめることができ、たくさんの方との出会いが世界を広げてくれた。いつまでも楽しく描ければ」と話す。(2010年5月なんば経済新聞より)
【河田潤一①】
http://junichikawata.web.fc2.com/index.html
1998-2003★マサモードアカデミーオブアート卒業。ポップなタッチであらゆるモチーフを軽快に描き、FM802ポスター、佐藤竹善CDジャケット、個展、ライブペインティング等、幅広く活動。
★マサモードアカデミーオブアート
540-0004大阪市中央区玉造1-7-18/06-6762-3707
モノの視方をかえる。一本の線をつきつめる。広がる表現力。一本の線に想いを集約し、表現する。1959年大阪、前身であるスタイル画教室から常に新しい美しさを追求し、半世紀経た今も尚、才能溢れる多くの若者を世に送り出し続けるイラスト専門学校です。
◆月刊「島民」創刊7周年特別展“中之島を描く”
2015年4月24日~29日/於:中之島バンクス
http://www.nakanoshima-banks.com/topics/2015/04/424wed---29wed.html
大阪の文化・経済・行政の中心である中之島は、2つの川と名だたる橋、それらと見事に調和する名建築物が「絵になる風景」を創りあげ、多くの画家たちによって描かれてきました。古くは近世の『浪花百景』、大大阪時代には佐伯祐三、小出楢重らが中之島をテーマにいくつもの名作を残しています。そうした大阪が誇る「景観的財産」である中之島を現代の画家二人はどのように描いたのでしょうか。中之島バンクスに2015年の中之島を描いた作品が集います。
【河田潤一②】
1964年大阪生まれ。
1998年、マサモードアカデミーオブアートで学ぶ。
ポップなタッチであらゆるものモチーフを描き、個展、ライブペインティングなど、幅広く活動。近年は、★大阪市営地下鉄構内トイレのリニューアルに伴い、作品が設置されている。
・・・残念ながら、展覧会の情報を知った時には終了していました。
【河田潤一③】
・・・さらにさらに調べていきますと、プロフィールに★「生業:地下鉄運転士」と書いてある情報(HP)がありました。
https://www.guitar-mg.co.jp/info/artist01.html
・・・現在も、そうなのでしょうか?だとすると、「地下鉄のトイレ」の絵を「地下鉄の運転士」さんが描いたことになります。すごく納得、そしてむっちゃ素晴らしいことです。