◆「OCAT(大阪シティエアターミナル)」
大阪市浪速区湊町1-4-1(OCATビルB1F)/06-6635-3004
大阪ミナミの新都市拠点開発事業「ルネッサなんば」の湊町地区再開発(17.5ha)における中核施設として平成8年(1996年)に開業いたしました。JR関西本線の地下化による連続立体交差事業に伴いJR難波駅とOCATビルが完成し、関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)と直結する空港リムジン、大阪と全国主要都市との都市間高速バスが、ビル2階の「湊町(OCAT)バスターミナル」にて発着しております。また、OCATビルは、地下1・2階に「JR難波駅」を擁するだけでなく、地下街を通じて地下鉄四ツ橋線、千日前線、御堂筋線の各「なんば駅」、近鉄・阪神「大阪難波駅」、南海「難波駅」にもスムーズにアクセスでき、バスターミナルと併せ大阪の公共交通の結節点としての重要な役目を果たしております。さらに、OCATビル内には、市民学習センター、市税事務所、郵便局などの公共施設を含むオフィスゾーン、飲食・物販店舗の集積する商業ゾーンがあり、湊町周辺のオフィスにお勤めの方や近隣にお住まいの方はもとより、鉄道やバスをご利用の皆様に、今後とも利便性や娯楽性に富んだ商品・サービスの提供に努めてまいりたいと考えております。
◆「ホテルモントレ グラスミア大阪」
556-0017大阪市浪速区湊町1-2-3/06-6645-7111
http://www.hotelmonterey.co.jp/grasmere_osaka/
ヨーロッパテイストの世界観で女性に人気のホテルモントレ最新のホテル。英国・イングランドをコンセプトにつくられたホテル館内にはアンティークや絵画が随所に配され、上質なやすらぎのひと時を演出。ロンドンの街並みを思わせるロビー、マナーハウスや邸宅をイメージさせる多彩なデザインの客室が、新たな旅のはじまりを予感させます。
◆【山王美術館】◆
ホテルモントレ グラスミア大阪22F/06-6645-7111(内線2281)
http://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/
ホテル館内に併設された瀟洒な美術館。藤田嗣治、梅原龍三郎、佐伯祐三ら洋画家、また横山大観、川合玉堂、小林古径ら日本画家、さらに板谷波山、河井寛次郎らの陶と、明治~昭和にかけて活躍した近代日本美術界を代表する名匠の作品を、洋画、日陶磁器と幅広く収蔵。館内は、洋画、日本画、陶磁器の3展示室にて構成されており、年2回作品入替の上、収蔵品展を開催している。
●開館5周年記念「珠玉の洋画コレクション展」
2014年3月1日~7月31日
ホテルモントレグラスミア大阪内に併設された山王美術館の開館5周年を記念して、当館の近代洋画コレクションの中より、代表的な作品を一堂に紹介する「珠玉の洋画コレクション展」を開催いたします。近代の美術界は、西欧趣味への憧憬や伝統への邂逅のなか、あらたな美術の境地を開いた名匠が多く輩出され、多くの傑作が誕生した時代でした。葛藤や苦悩、試行錯誤しながらも、ひたむきな情熱もって生み出された作品は、創造のエネルギーにあふれ、今なお観る者を魅了してやみません。本展では、当館コレクションの中核をなす近代洋画の名作の数々とともに、わが国の芸術家にも大きな影響を与えたルノワールの作品を一堂に展覧いたします。珠玉のコレクションとともに、豊かな感性と美を愛する歓びにつつまれるひと時をお過ごしください。
●開館5周年記念「珠玉の洋画コレクション展」
2014年9月4日~2015年1月31日
山王美術館開館5周年記念として、当館の日本画コレクションのなかより、代表的な作品を一堂に展示する「珠玉の日本画コレクション展」を開催いたします。今日、私たちが慣れ親しんでいる「日本画」とは、明治期の開国とともに、西洋から入ってきた洋画・油絵に対比する概念として用いられた名称であり、狩野派、円山四条派、南画、浮世絵など、江戸時代のさまざまな流派が流れ込んだ、新たな日本画の誕生を意味するものでした。以後、大正・昭和へと続く100年の歩みの中で、伝統への回帰、あるいは洋画との融合など、かつてない試練と探求を重ねながらも、近代日本画の世界は実り豊かに広がっていきました。本展ではこうした激動の時代にあって、新たな日本画創生の礎を築いた横山大観、川合玉堂、小林古径、前田青邨をはじめ、新時代の美人画を描いた上村松園、伊東深水、さらには斬新な感覚で表現方法を一新した東山魁夷、杉山寧らの作品を展示いたします。清新な美意識によりうみだされた、近代日本画の粋をお楽しみください。
●2015春・夏季収蔵品展「風景画─荻須高徳を中心に」
2015年3月1日~7月31日
洋画における風景画の歴史は浅く、独立したジャンルとして確立したのは、わずか400年前の17世紀オランダにおいてでした。19世紀の欧州では、産業革命にともなう工業化によって、破壊されていく自然の価値が見直され、自然主義が主流となります。美術界においてもコローやミレーらバルビゾン派、ブーダンら外光派の登場により、風景画が重要なジャンルとして位置づけられていきました。自然志向は印象派へと継承されますが、わが国の洋画受容期がこの時期に重なったことにより、多くの画家が風景画に取り組みます。1910年前後の比較的早い時期に洋画の本拠地パリを目指した画家には、梅原龍三郎、藤田嗣治らがおり、20年代になるとその数は飛躍的に増え、佐伯祐三、岡鹿之助、荻須高徳など、多数の留学生がパリで学びました。なかでも荻須高徳は、50年間もの長きにわたって、パリに定住しパリを描いた異色の作家であり、その才能はヨーロッパでいち早く評価されました。本展ではこうしたわが国の洋画成立期において、パリ画壇と深い関係をもちながら、日本人としてそれぞれが独自のスタイルを確立させた画家たちの風景画を展示します。
・・・近くて綺麗で、何より静かなのでお気に入りのミュージアムです。