郷土ミュージアム(7) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「豊中市」は、2012年(平成24)4月1日、特例市から中核市現在の指定要件は、「法定人口が30万人以上」となっている)」へと移行しました。中核市には政令指定都市に準じた事務の範囲が移譲されます。ということで、大都市ですから「郷土ミュージアム」についても、広範囲多岐にわたっています。まず、

◆4【原田城跡・旧羽室家住宅】◆

561-0801豊中市曽根西町4-4-1506-6841-3725

http://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/bunkazai/shisetsu/haradajyouato_hamur.html

中世の土豪・原田氏の居城の跡地を、1937年に羽室廣一氏が購入し、主屋・土蔵・納屋からなる大型の郊外型住宅が建てられた。庭園は、城跡の土塁を庭の築山として生かしている。いずれも豊中市の文化財として指定されており、2009年には耐震補強などの改修工事を施し、一般公開されるようになった。現在は、コンサートや講演会、茶会などイベント時に公開されている。


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4-2郷土資料室(東丘小学校内)

560-0082新千里東町3-1-106-6871-9873

http://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/bunkazai/shisetsu/kodomo.html

郷土資料室では、市内の遺跡から発掘された出土品を洗浄、復元し、報告書づくりに至る一連の作業を実施しています。埋蔵文化財の調査からまとめに至る過程を実際に見て理解することができます。子ども文化財教室では、市内の遺跡から出土した土器や貝化石などに触れながら、豊中市の歴史や文化財を学ぶことができる展示室を設けていますので、ご利用ください。

◆「民俗資料収蔵展示室(第八中学校内)

560-0082豊中市新千里東町3-2-1/06-6872-0552

市内の旧家などから寄贈されたさまざまな種類の民俗資料を収蔵した状態で見学できます。鍬や代掻きなどの農具や踏み車や唐箕などの大型の農具をはじめ、秤や醤油づくりなどの道具、炭炬燵やちゃぶ台といった生活資料など、今では見られなくなった江戸~昭和の道具類に触れることができます。


はらだ2


◆「勝部遺跡収蔵庫」/561-0894豊中市勝部2-7-8

勝部遺跡(現大阪国際空港付近)から出土した弥生時代の木棺墓(9基)や土器などを展示しています。なかでも、石鏃(せきぞく・石のやじり)や石槍(せきそう・石のやり)が突き刺さったままの人骨は、当時(弥生時代中ごろ)、この周辺で大きな争乱があったことを想定させます。

豊中市民が広く文化財に親しみを持てるよう、出土資料や民俗資料などを活用した企画展示(市民ギャラリー市役所第二庁舎ロビーアクアギャラリーなど)や指定文化財の一般公開事業(旧新田小学校、府史跡今西氏屋敷)を毎年実施しています。担当職員による説明も行いますので、大いに活用してください。


はらだ3


◆「市民ギャラリー560-0021豊中市本町1-1-5/06-6846-8621

阪急豊中駅南改札口正面のコンビニ横通路を直進、奥のエスカレーターを降りて高架沿いに南へ阪急豊中駅南側高架下。)市民ギャラリーは、芸術作品の発表の場として、個人や団体を問わず気軽にご利用できる展示スペースの貸出(有料)を行っています。また、年数回、市内で活動されている作家による展覧会を企画するなど、身近な美術鑑賞の場として親しんでいただいております。ぜひ、皆さまもご利用ください。

◆「アクア文化ホール」561-0802豊中市曽根東町3-7-3/06-6864-3901

緑深い風光の優れた芦田ヶ池のほとりにあり、隣接する中央公民館とともに「大阪都市景観建築賞」(昭和60年度)を受賞。特に音響効果にすぐれていて、室内楽やピアノコンサートなどの芸術文化の花開く場、心ふれあう場として多くの人たちに親しまれています。

◆「ルシオーレホール560-0033豊中市蛍池中町3-2-1-403/06-6844-5053

施設の有効活用を図るため2015年(平成27)3月31日廃止します。同年4月1日より蛍池公民館に移行し、第二集会場として運営します。移行後は、公民館の利用規則にもとづく運営となります


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◆「ローズ文化ホール」561-0855豊中市野田町4-1/06-6331-7961

平成元年7月26日オープンした豊中市立ローズ文化ホールは、劇場型(336~480席)で使用できる一方、電動椅子を収納し舞台の「せり」を下すと、フラット・フロアーでもご使用いただけます。音楽や演劇、講演会など幅広くご利用いただけます。「ローズ」は市民の方々から愛称を募集し、多くの作品の中からこの愛称が選ばれました。なお、ローズ(バラ)は豊中市の花です。

◆「千里文化センター560-0082豊中市新千里東町1-2-2/06-6831-4133

2008年(平成20)2月に開館した複合公共施設(愛称:コラボ)です。新千里出張所、千里老人福祉センター、千里保健センター、千里図書館、千里公民館の5施設で構成されており、市民協働部千里文化センターが施設の一体的な運営管理を行うコーディネーターの役割を担っています。


はらだ5


◆「伝統芸能館」/設計:徳岡設計

561-0885豊中市岡町北1-4-1/06-6850-1313

http://www.tokuoka-ao.co.jp/works/culture/toyonaka/

伝統的な古典芸能や落語や漫才、紙芝居など、庶民の娯楽として育み親しまれてきた大衆芸能に携わる個人及びグループへのホール利用貸出(有料)を行っています。また無料の公演を行うことで、伝統芸能に出会える場を市民の皆様に提供することをめざしています。営利を目的としての使用はできません。

◆「豊中市民会館561-0802豊中市曽根東町3-7-1/06-6864-3901

1968年の完成で、規模は鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て延べ5,767㎡。1,580人を収容する大ホールのほか、会議室、和室、食堂などが設置されている。施設の老朽化に伴う設備の陳腐化に加えて、耐震性の不足から2011年3月末で閉館している。豊中市は、閉館した市民会館を建て替え、(仮称)豊中市文化芸術センターを整備するため、基本・実施・解体設計の委託候補者を一般競争入札で日建設計大阪オフィス(大阪市中央区)に決めた。設計の履行期間は2013年3月15日までで、順調にいけば13年度に工事着手となる見通し。既存建物の解体も含めて2カ年の工期を予定している。供用開始は15年度をめざす。規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1地上2階建て延べ1万2,000㎡。施設内容は、さまざまな舞台芸術に対応できる大ホール(約1,200席)に加え、小ホール(約300人)、美術・博物館機能を持った展示室、会議室、練習室など。市民会館は過去にPFI方式を導入して大ホール・美術館・博物館の3施設を複合した文化芸術センターとして建て替える案も出ていたが、財政状況が逼迫(ひっぱく)する中、見通しが立たない状況が続いていた。


・・・つづく