今日という日(5) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・少年時代を兵庫県西宮市で過ごした故・森繁久彌さん、

我を育てし 兵庫の里よ、 友よ

怨憎会苦といゝます。修羅の巷と化した被災地には、言葉もつまります。天災とは全く無残なものですね。はたして対岸の火事でしょうか。遠くに居る無私の老人は迷います。そして心を奈落の底にいためます。やがて 加えて昨日、今日の青空は、生きものへの嘲笑いでしょうか。

紅梅のこの赤の そら怖ろしげな

腕さすり 頬つねる 昨日今日

兄等(けいら)の無事を どう祈るや その術もなき

雲流る 六甲よ

平成七年一月二十六日  森繁久彌



であ1


ジーニアスギャラリー650-0038神戸市中央区西町33

1990年(平成2年)に開館した複合商業施設である。商業施設部分は、フランス人の「アラン・カレ」が設計したものである。開業時点では、欧米の有名店を中心に15店舗が入居しており、広い通路に面して路面店風に店舗が配され、1階にはカフェも出店していた。1階のカフェは2005年(平成17年)の改装後は、エントランスホールとなっている。大丸神戸店別館として営業しており、1階と2階に9店舗が入居している。外観は青と黒を基調として、最上階までの壁一面が棚型になっており、その一部にオブジェで飾られることで、壁面が巨大な立体的ギャラリーにもなるようにされている。建物の平面形状は本を開いたようなL字型で、高層階は、向かいの大丸神戸店南館の建物と空中のデッキで接続する。デビスビルの設計は大阪に拠点をおく「株式会社双星設計」が行っている。1階と2階の店舗部分の面積は約2,250㎡で、上層階は事務所となっている。


・・・ここで「カエル」に出会えるとは、早速「いくたま」さんのご利益かなあ。


であ2


ドッグ&パンケーキ専門店Cafe Frogs N.Y

神戸・元町のジーニアスギャラリー(神戸市中央区西町)2階に2013年1月25日、ドッグ&パンケーキ専門店「Cafe Frogs N.Y(カフェフロッグス・ニューヨーク)」(078-321-2609)がオープンした。2012年12月3日にオープンした元町商店街のパンケーキ専門店「FrogsDinner(フロッグスダイナー)」(元町通1)に続き2店舗目となる同店。これまでのパンケーキ専門店メニューに新しく開発したオリジナルドッグを加えた。店内は、禁煙のテーブル席39席、ガラスで仕切った喫煙のソファ席36席を用意し完全分煙。ニューヨークのカフェスタイルを取り入れ、気軽にビールを飲みながら食事を楽しめる空間を演出した。トレードマークのカエル(フロッグス)は、八相縁起があり縁起のいい生き物とされ、「お客さまとお会いできることを願い、カエルに思いを込めた」という。パンケーキは、スペシャルホイップタワーがついた同店名物「ふんわりココパンケーキ」(1,100円)をはじめ、「ベリーベリーズパンケーキ」(1,400円)、「ツリーフロッグスパンケーキ」(1,600円)、「りんごのコンポートのパンケーキ」(1,200円)など。「一の宮ベーカリー」(若菜通4)が同店のために開発したというマフィン生地でできた「ドッグパン」にこだわりの食材を挟んだ「フロッグスドッグ」は、「タコスミート」「ガーリックシュリンプ」「プルコギ」(以上880円)を用意する。セットメニューには、全てホームメードチップ、サラダ、ソフトドリンクが付く。グランドマネジャーの喜田秋史さんは「新しく独自に開発したオリジナルドッグの提供を始めた。ぜひ、ビール片手にドッグを食べていただきたい」と話す。営業時間は11時~20時。(神戸経済新聞より)

※フロッグスダイナー http://frogsdinner.com/

650-0022神戸市中央区元町通1丁目6-11078-327-2609


であ3


・・・そして、メリケン波止場へと向かう私を、車の中から呼びとめる声。仕事で神戸まで来ていた息子いわく、「今日という日」だからきっと来てるだろうと。後姿ですぐにわかったという。なんという偶然だろう、ほんの数分そして通る道も違えば出会うこともできなかったのに。


であ4


◆旧居留地

神戸の旧居留地は、北は西国街道、東は旧生田川(現在のフラワーロード)、西は鯉川(現在の鯉川筋)、南は海に囲まれた周囲と隔絶されていた地区で、そこにイギリス人技師J.W.ハートが居留地(神戸外国人居留地)の設計を行い、整然とした西洋の街を造り上げた。その後、東西の川は移設(付け替え)や暗渠化によって道路となったが、現在も道路を越えると街の雰囲気が一変する。1980年代までは、「老朽化した古いビルのオフィス街」という認識であったが、1988年に起こった旧神戸商工会議所ビルの保存運動が街再生のきっかけとなる。商工会議所ビル自体は解体されたが、居留地の一角を占める百貨店大丸神戸店が自ら所有していたヴォーリズ設計の近代建築をLive Lab West(現旧居留地38番館)として店舗化し、さらに周辺の近代西洋建築へ高級ブティックを積極的に出店していった。それによって近代建築オーナーの意識も変わり、近代建築が点在するのではなく「街並み」として「面」として存在することの価値を認識するようになる。2000年代に入るとLVMHなどの外資ブランドが直接参入し、今では「最も神戸らしい洗練された街」として活況を呈するようになった。これは市民運動と商業資本のコラボレーションの成功例として特記に値する。1992年に国土交通省の都市景観100選に選定、2007年には旧居留地連絡協議会が日本都市計画学会の最高賞である石川賞を受賞している。

フィッシュ・ダンス

神戸港のメリケンパークに建つ高さ22mの巨大な鯉のオブジェ。1987年に神戸開港120年を記念して設置された。世界的建築家フランク・ゲーリーが設計を、同じく安藤忠雄が監修を担当した芸術作品である。亜鉛メッキ製金網の表面に赤錆が発生したことで、1999年に一般社団法人神戸港振興協会が錆対策のためにとシルバーからピンクに塗り替えたが、「作品への侮辱」と建築家らからの批判を受け、2005年に竣工当時のシルバーに戻した。別名「KOBE FISH」。全体を表現する金網は奥谷金網製作所が手掛けた。この場所は鯉川の川尻に当たり、鯉が踊っている姿をモチーフにしている。隣に「フィッシュダンスホール」という多目的ホールが同時に建てられ、現在は「フィッシュダンスカフェ&ホール」となっている。多目的ホールは社団法人一般社団法人神戸港振興協会が運営する「フィッシュダンス音楽練習場」として利用されている。


であ5


神戸港震災メモリアルパーク

http://www.city.kobe.lg.jp/life/access/harbor/kankou/kankou-1.html

神戸港震災メモリアルパークは、神戸海洋博物館の東に立地。メリケン波止場の一部を阪神・淡路大震災で被災したままの状態で保存しています。 神戸港の被災状況や復興の過程を広く後世に伝える事を目的としてつくられました。 海洋博物館内の震災関連展示とともに、地震の衝撃を伝えています。


・・・息子の車に乗せてもらって、阪神高速を走りながら「親子」で震災について語り合うことができました。いつ・どこで・どのように被災するかはわかりません。様々な備えは大切ですが、一人ひとりの「生きる力」が問われています。