今日という日(4) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・新年ですから「初詣」、神戸ですから「初蛙詣」です。



いくた1


◆生田神社

650-0011 神戸市中央区下山手通1丁目2-1078-321-3851

中西勝さんの『祥光致福大羊』大絵馬

神戸市中央区の生田神社に2014年11月28日、来年の干支の未を描いた巨大絵馬が奉納された。絵馬は縦約2メートル、横約3メートルで、全国でも有数の大きさ。神戸市東灘区在住の洋画家、中西勝さん(90)が約2カ月かけて描いた。「今年は御嶽山の噴火などの災害があったが、来年は平穏な1年であるように」との願いが込められているという。年末までは拝殿前に、年明けからは境内の生田神社会館に置かれ、約150万人の参拝客を迎える。(朝日新聞より)

○震災記念碑・歌碑

2000年に建てられた碑には、震災で被害を受けた時と、再建された時に宮司さんが詠まれた二首の歌が刻まれています。

「うるはしき 唐破風 もちし 拝殿は 地上に這ひて 獣のごとし」

「朱に光る 唐破風今ぞ 聳えたち 羽を拡げし真名鶴のごと」

・・・そして、「蛭子神社」。商売繁盛の神御祭神:蛭子命(ひるこのみこと)です。


いくた2


・・・「狛犬」ファンの方もおられますので紹介しておきましょう。

【参考】知恩院の塔頭である松宿院は、松風天満宮とも呼ばれる。浄土宗、本尊は阿弥陀如来。松風天満宮には天神像を祀る。学文、技芸向上、家門繁栄、諸縁円満、諸願成就の信仰がある。当初は、知恩院の宿坊として建てられ松宿庵と呼ばれた。後に、松風院と改めた。江戸時代、寛永年間(1624-1645)、32世・松風霊巌は、知恩院の中興に際して、西行が感得したという天神像を大伽藍に安置した。後、その像を当院に遷し、松風天満宮・松宿院と呼ばれた。祠前にある黄土色の陶器製の狛犬は、恐ろしい面構えで知られている。昭和期(1926-1989)初期の藤田文吉作。生田神社(神戸市)の末社・蛭子社前の狛犬と同型だという。阿形72cm、阿吽形75cm。


・・・カエルの次は、「キリン」です。


いくた3


◆麒麟ビル/650-0004神戸市中央区中山手通2-1-17

東門街の北入口。山手幹線に面した麒麟ビルに、5時46のまま止まった大時計が「MEMORIAL」モニュメントとして残されています。

・・・さて、ここから一気に南下して、「メリケン波止場」へ。「そごう」へ行ったら「大丸」にも寄らなくちゃ、初「赤丸ポスト」です。


いくた4


・・・「大丸」に沿ってグルッと歩きます。


いくた5


大丸西南角三菱UFJ信託銀行ショーウインドゥー

1月17(土)~2月16日(月)

http://shobirei.exblog.jp/

明日は1.17阪神淡路大震災が発生してから20年・・・神戸人はあの日の悲惨で悲嘆の連続の気持ちを決して忘れない。私も書道教室の教え子を亡くし、新聞紙上で彼女の名前を目にした時は、涙が溢れて仕方なかった。たったの8年の命だった。来世で産まれて来る時は、幸せな一生を送ってね・・・と願った。知り合いのご夫婦も相次いで亡くなり、ご主人を亡くされた方、家は全壊の方々・・・そんな状況に、書家として「思い」を発表しなければ・・・と思いつつも生々しい感情が余りに重くて書くのは躊躇われた。1995年から10年を経過した2005年から「震災の記憶」を発表しようと思った。表向きの復興はされつつあったが、心の中は誰しもそうでは無かったと思う。ありきたりだが「忘れてはいけない!神戸の書家として書かなければならない」との思いに駆られた。あれからvol.11・・・今年も作品を搬入してきた。いつまで発表できるかなあ~20年目の今、悲しみを超えたいと思った。作品は3点「前進」「陽気」「人生賛歌愛の日々」

森繁久弥氏から当時送られた神戸新聞への寄稿記事も展示しています。毎年展示に全面的にご協力して下さる、三菱UFJ信託銀行様に心よりの敬意を表したいと思います。20年後の今日も、生きている私・・・心からの感謝を込めて、LIFE WORKとして継続していきたいと思っています。ご高覧の程、お願い致します。

※小阪美鈴 http://www.misuzu-ism.com/

・・・大切なことや作品が、自然と目にとまるようになってきた自分が、本当に不思議です。