今日という日(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「今日という日」が、明日につながる。


◆三宮センター街

http://kobe-sc.jp/about/history.php

2016年には三宮センター街は誕生して、70年を迎えます。誕生してから神戸の発展とともに、様々な場面に出会うこととなります。大きな転機は、高度経済成長期を越え、1990年代半ばの195年に起きた阪神淡路大震災。神戸は甚大な被害を受け、三宮センター街1丁目も、アーケードが崩れ落ちるなど、街として機能がしない程の被害を被りました。しかし、知恵を絞り、震災を乗り越え復興をしていくとともに、神戸を引っ張るとまではいかなくとも、役割の一つとして、神戸の皆さんに笑顔をお届けすることができたのではないでしょうか。街の人々は力をあわせ知恵を絞り、その時々を乗り越えることで三宮センター街1丁目は、今の姿へと成長してきました。街は移り変わります。現在では、神戸の交通網が集まり、神戸のハブ的な役割を担い、多くの人々が集まり、起点とする場所へと街のカタチを移しています。今後の三宮センター街の移り変わりを、皆さんも楽しみにご覧下さい。


ちか1


三宮センター街二丁目「街アート」

http://www.centergai2.com/htmlcont/art00.asp

三宮センター街では阪神淡路大震災後のまちづくりとして、アートのある街、アートストリート構想を立ち上げました。道幅の少し狭い三宮センター街2丁目では、狭さを逆に活かして、ストリートミュージアムとして、毎年アート作品を街の床下に埋め込んでいます。収蔵作品はライトアップされているので、夜の三宮センター街を通るときにも楽しんでいただけますまた、床下にあるので、目線の近いこどもたちがまず気づいてくれるのがうれしいです。

・・・桑原巨守さん・吉田隆さん


ちか2


星正幸 川西英 扇田克也 大嶺實清

三輪華子 家住利男 山口牧生 市野雅彦

【参考】10作目となる作品の作者、一井弘和氏の木彫展

来年で10作目となります作品がストリートミュージアムに埋め込まれますが、その作品の寄贈者である一井弘和氏の木彫展があべのハルカス近鉄本店のタワー館11階アートギャラリーで「彫刻的自然観2014」と題して、11月20日から26日まで開かれていました。一井弘和氏は1980年の神戸生まれで、東京芸大大学院で彫刻を専攻され、その後の精力的な活動で数多くの賞も受賞されている注目の若手作家です。それに(株)サンセンタープラザの理事をされておられる一井推彰氏の甥っ子さんに当たられ、神戸三宮と深い繋がりがあります。ギャラリーに飾られていたどの作品も色使いが本当に美しく澄んだ人物木彫で、一井氏によれば「虹、太陽、月、花などの自然と、家や夢と言った我々に身近なテーマをモチーフにして表現しました」とのことです。美しい色使いは天然の素材、例えば珊瑚・貝殻・鉱石のマラカイト・アズライト・金・雲母などが使われており、半永久的に色は変色しないのだそうです。驚きですね!来年の作品収蔵が待ち遠しいですね!


・・・ハルカス「アートギャラリー」もチェックしとかなあかんなあ。



ちか3


三宮シネフェニックス三宮センタープラザ東館6階

開業は阪神淡路大震災のために市内の映画館の大半が壊滅したことから。神戸国際松竹(1999年4月29日に再オープン)の代替劇場として1995年12月23日にオープンしました。当初は東映系列の会社が運営し、主に松竹・東急系の作品を多く上映していましたが、1998年4月よりオーエスに経営譲渡され館名は「OSシネフェニックス」となりました。しかし、2006年9月1日よりセンタープラザ東館内に本社がある都商事ホールディングスに経営譲渡され、また元の館名である「三宮シネフェニックス」に戻ったいきさつがあります。赤字が続き3D映画上映などの設備投資が困難になったことなどから、2011年5月8日に閉館。しかし、閉館後も運営会社による「フェニックスプロジェクト」を立ち上げ、閉館2ヶ月前に発生した東日本大震災の被災地に当館が使っていた映写機寄贈やボランティア映画上映を行い、活動を続けています。2007年には赤井秀和主演「ありがとう」で、被災地神戸を励ましました。


「阪神淡路大震災『人まち20年』写真展~振り返る復興の歩み~」

【とき】2015年1月15日(木)~20日(火)10時~20時(最終日17時)

【ところ】さんちかホール(さんちか3番街ホーム&ライフ内)

神戸新聞では「震災20年次代へ」と題した通年の各種企画記事を連載しています。その一つ「まちの譜」は神戸新聞記者が撮影した地震発生直後からの膨大な取材フィルムを見直し、当時の様子を写真で振り返り、生まれ変わった同じ場所を訪ね歩いています。「あゆむ」は震災20年を前にさまざまな人の今を生きる表情を写したポートレート(肖像写真)で紹介しています。二つの連載を主体とした写真パネル約100点を展示、暮らしや地域社会を考える機会になることを願います。入場無料。

【問い合わせ】神戸地下街TEL 078・391・4025

【主催】神戸新聞社【共催】さんちか


ちか4


・・・さあ、地上に出ました。まずは「市役所」へ。


ちか5


・・・「市民ギャラリー」でも写真展示がされています。