神戸北野(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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東天閣

650-0002神戸市中央区山本通3-14-18078-231-1351

http://www.totenkaku.com/

東天閣(旧ビショップ邸)は1894年(明治27年11月27日)の新築届がある、現存する最古の異人館である。この住宅の建築主はF・ビショップ(F・Bichoff)職業は1895年の人名録によると「Pillot」として彼の名が出ている。設計者はイギリス人ガリバの作と言われ、平面的には中廊下式箱形プランである、屋根は寄棟であるが洋小屋組であり、大屋根がベランダの上に乗り複柱で支えられている。建物は木造2階建て、寄棟、桟瓦葺、外壁は下見板張り オイルペンキ塗りである。外観は正面に複柱式ベランダを用い、(当初は開放ベランダであった。)その意匠は、全体に古典的手法にたよっている。基礎はイギリス積(煉瓦化粧積)で延笠石の上に石造の柱台がのっている。


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玄関はベランダより入り、玄関ホールの右手に2階へ通じる階段がある。南側に主室がとられている、特に東南側の部屋は南に張り出して、ベイ・ウインドをともない、それに快適な空間が構成されている。室内の意匠はかなり凝った物で、玄関ホール、階段等の腰パネルとして、木彫りの花模様、暖炉、マントルピースには、欅で彫刻したバロック風の額縁を用いた化粧鏡がはめられている。又、暖炉廻りにはイギリス、ビクトリア朝時代のミントンタイルが 見られる、出入り屏の金具など見はるべき物をもっている。階段の躍り場の飾り窓の扱いもかなり凝った物で、頭のとがった、尖塔アーチ型枠組みにくっきりとあけられ紫色のガラスを通して妖しく光がもれ込んでくる。木の桟を菱形に組み合わせた「組子模様」も鮮やかに幻想的で宗教的なムードが漂う。最後に異人館に占める煙突の比重は極めて大きく、色々な型のレンガを積み上げて行くのが重要なポイントになる。当館の煙突は、3本の煙道から成り、どっしりとした風格がある。エトランゼの生活に暖炉は切り離せない団欒の中心であり、又室内の装飾とも成る。


・・・私が訪問した時は、営業中ではありましたが工事中でしたので、外観の様子を詳しく撮影することができませんでした、残念。


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◆神戸北野ホテル(川崎正蔵邸跡

650-0003神戸市中央区山本通3-3-20078-271-3711

http://www.kobe-kitanohotel.co.jp/

川崎正蔵(18381912)

鹿児島県 薩摩の呉服商人の子として生まれた日本の実業家で貴族院議員、華族。位階勲等は従五位勲三等、爵位は男爵。川崎重工業川崎造船所の創立者である。1852年に彼の父、利右衛門を亡くした二年後の1854年に、当時唯一の西洋文化の玄関口である長崎市 長崎に出て貿易商としての修行を積み、27歳のときに大阪に進出して回漕業を営んだが、持ち船の遭難によって失敗に終わり、1869年に彼の故郷である薩摩の藩士が立ち上げた琉球糖を扱う会社に就職した。この経験が新政府に買われて1873年には大蔵省から琉球藩の砂糖調査や航路調査等を命じられた。

株式会社トモサダ

650-0003神戸市中央区山本通3-3-22078-241-2211

友定聖雄1959兵庫県生まれ、大阪芸術大学工芸学科卒業

1983 ステンドグラスミューズ 設立

2003 「トマスグラスラボ」設立

2004 ステンドグラスミューズ改め、北野町にトマスグラススタジオ」設立

2007 (株)トマス設立神戸芸術工科大学造形表現学科准教授就任(現在、教授)

http://www.kobe-du.ac.jp/faculty_member/tomosada-m/

※「トマスグラスラボ

神戸市中央区中山手通3-17-1北野工房のまち2F078-262-5180


ろど3


・・・異人館通りに「赤丸ポスト」は、当然のロケーションです。


シュウエケ邸(旧ハンセル邸)現在休業中、再開未定

神戸市中央区山本通3-5-17078-221-3209

http://www.feel-kobe.jp/sightseeing/spot/?sid=168

明治22年に来日した英国人建築家A.N.ハンセル氏が、自分の住まいとして明治29年(1896年)建築した異人館。現在も住居として使用されており、一部を一般に開放しています。 シュウエケ夫妻がコレクションした浮世絵や骨董品、装飾品、邸宅の一部・庭園を公開。美しく手入れされた庭と欧風スタイルの趣ある邸宅が織り成す、気品ある空間が魅力的です。


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門兆鴻邸(旧ディスレッセン邸)

木造2階建て・付属屋2階建て、桟瓦葺き、下見板張り。A.N.ハンセル設計で、A.P.ディスレッセンの邸宅として、1895年明治28年竣工。通り側(北面)に大小の切妻を配し、間に玄関とサンルーム。東西南北に、北欧風のスティックワーク装飾の付いた破風をいくつも配する、急斜面の複雑な屋根構造をしている。東側の付属屋とは渡り廊下でつながり、周囲にはレンガ塀、南面には広い庭を持つ。


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JR西日本三宮ゲストハウス

【説明板】GUEST HOUSEごあんない この建物は大正期に建てられ、ほどなく乾合名会社(現在の乾汽船)の手に渡って、乾家の邸宅として使用されていました。和風の主屋に洋風の応接棟をつなげた和洋折衷の建物で、北野・山本地区にある和風の邸宅としてはかなり大きな部類に属し、当時の住宅の洋風化の一過程をよく現していることから、神戸市の伝統的建造物に指定されています。JR West Japan


・・・社員の福利厚生に活用されているのでしょうか?