◆大阪教育大学「美術・書道教育専攻」
https://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~bijutsu/index.html
私たちの美術・書道教育専攻では、卒業時には教員の一種免許状が得られます。現在の教育現場では、コミュニケーション能力のある人材が広く求められていますので、専攻としても地域の子どもたちと造形活動を一緒に行ったり、 作品展示を通して交流を図ったり等様々な取り組みを行っています。大学では、それまでの高等学校での教育とは異なり、自ら必要な知識を獲得し、主体的に他者と関わり、自分自身のさまざまな能力を伸ばしていく場です。現在美術・書道教育の現場では、本当にたくさんの卒業生が活躍しています。多くの経験を積んで自分自身が成長できることの喜びを味わってほしいと思います。
・・・学生さんたちの「卒業制作」なども設置されていますので、結構楽しくキャンパス散策ができます。
・・・「美術棟」の周囲に作品が集中していますが、その中に浮川先生(元教授)の作品もありました。上画像の5番目です。草むらの中にありますので、探すのに苦労しました。
★浮川秀信(1942~)元大阪教育大学教授
1967年 大阪学芸大学(現大阪教育大学)絵画専攻科修了
1969年 初個展 あの画廊(大阪)以後ほぼ毎年、信濃橋画廊(大阪)個展1976~1995 須磨離宮公園彫刻展(兵庫)アートナウ77(兵庫)びわこ現代彫刻展(滋賀)石の道・いけだ彫刻シンポジウム(大阪)など
【参考】「祈りと誓いの塔」附属池田小事件(2001)で亡くなった8人の児童を祈り、再発防止を誓うため、旧正門の近くに建立された。事件から3年目となる祈りと誓いの集いの日(2004年6月8日)に除幕式が行われた。高さ4.5メートル。石材は中国産御影石、敷石はインド砂岩を用いている。8つの鐘と8人の児童の名前が刻まれてある。デザインは、★浮川秀信(元大阪教育大学教授)。塔の周りには、本校児童と保護者によって花が植えられている。旧正門の外には、市民向けの銘文碑も設置されている。時計台と塔と銘文碑は、直線で結ばれるよう配置されてある。
・・・標示(表示)されていないと、作品かどうかもわからないオブジェや石塊もありますが、それはそれで純粋に「みる」ことができて良いような気もします。有名な作家であれ自然の造形であれ、はたまた学生たちの気まぐれであったとしても「造形」そのものを楽しむことが大切ですよね。
・・・はじめにも書きましたが、みなさんも「山上遊園地」に行くつもりで、ぜひ開かれた大阪教育大学を訪問してみてください。
★ラバーダックプロジェクト2014/平成26年12月13日(土)~25日(木)
大阪府大阪市福島区福島1丁目1・中之島西地区「ほたるまち港」南側・堂島川水面
2014年12月、冬の中之島を彩る水と光のフェスティバル「中之島ウエスト・冬ものがたり2014」に、巨大アヒルが再登場。今年も、噴水と光と音楽がシンクロするエンターテインメントショー「中之島ウォーターファンタジア」との共演を見ることができる。展示場所は、大阪市福島区・ほたるまち港前の堂島川水面、会期は12月13日(土)~25日(木)の13日間。中之島ウォーターファンタジアは15日(月)から(14日はプレビュー開催)展示場所付近では公式グッズ販売が行われ、大人気のラバーダック・レプリカ関連の新たなアイテムも登場予定。また、中之島ウエストエリア内の6会場に展示されている、ミニサイズのラバーダックを巡るスタンプラリー「ミート・ザ・ラバーダック」も開催され、スタンプを集めて応募すれば、抽選でラバーダックグッズなどが当たる企画も実施される。
※世界中を旅する黄色い子アヒル・ラバーダック
世界を旅する黄色い子アヒル・ラバーダックは、美術館などの限定的な空間ではなく公共の河川や海などの水辺をバスタブに見立て、街並みをも背景として取り込んだパブリックアート。オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマン氏により2007年に製作され、これまでにヨーロッパ、南米、アジア、オセアニア、中東、北米と、世界中の地域をめぐっている。作品のコンセプトは、政治的な意味合いで分断される国境も無く、年齢や人種など、異なった背景を持つすべての人々に癒しを与え、子供のころの記憶や思い出を呼び起こさせる、幸福の象徴であること。作者のホフマン氏は、形として後世に残るようなものより、短期間の展示で、人々の心の中にいつまでも作品が生き続けることを望んでいるため、ラバーダックも常設的な展示はされておらず、ラバーやテント生地で製作されたこの作品も、期間終了後はしぼませて撤収される。また、展示場所は水面に限られている。近年は、膨らませたラバーダックを展示場所まで船で曳航する"パレード"が各地で開催されており、展示イベント同様、人気を博している。
・・・偶然ですが「ラバーダック」を見に行ったら、
◆「大阪府師範学校跡」碑
石碑の側面には中之島常安町久留米藩屋敷跡(現在の北区中之島4丁目)に校舎を新築し、明治10年から明治34年までこの地にあったと記載されています。大阪府師範学校は何度も名称を変え、現在は国立大学法人「大阪教育大学」です。
【参考】大阪教育大学の前身である「大阪府天王寺師範学校」は1887年久留米藩屋敷跡(現在北区中之島4丁目)に校舎を新築した。同所に通称「蛸の松」という松があったため師範学校同窓会の名称は「友松会」で、「附小同窓会」は「雛松会」とした。これに対し「附中・高」の場合は、青年期の生徒が在学していることから、自然に「青松」の名称になったのである。「青松」の文字どおり若松が常に青々と茂り、枝も栄え、あたかも「青松同窓会」の弥栄を象徴するかの如くである。
http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/dosokai/yurai.html
「蛸の松」は、明治を迎えてもその雄大な姿が見られ、『大阪摂津名所図絵大成』をみると、「枝葉繁茂し四面に垂れ恰も蛸の如し、すこぶる大樹の名木なり、この辺河岸にして景色もっとも絶景なり」と紹介されています。写真にも多く残されていますが、明治の後半には枯死してしまいました。現存していれば、樹齢400年前後の巨木ですが、その切り株は現在、大阪教育大学に大切に保存されています。平成16年6月、護岸の美化にあわせて、大阪府師範学校附属演習小学校(現大阪教育大学附属天王寺小学校)が久留米藩蔵屋敷跡地に開校した縁によって、同窓会である雛松会が、かつての風趣を偲んで、「蛸の松」をこの地に再現しました。
http://www.takonomatu.jp/ima01.htm
・・・いろんなことが、いろんなところで「つながる」というのは、とてもウキウキわくわくしますね。