大学ミュージアム(38) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「嵐山」から「太秦」を越えて、北へ北へと上って「広沢池」までやってきました。



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◆佛教大学 http://www.bukkyo-u.ac.jp/

603-8301京都市北区紫野北花ノ坊町96075-491-2141

江戸時代初期に浄土宗が江戸で定めた関東十八檀林の流れを汲んで明治元年 (1868年) に知恩院山内に設けた仏教講究の機関 (同3年に勧学所となる) が前身である。この年を創基としており、知恩院三門前に「建学の碑」がある。その後、教学の振興と僧侶の育成を担う浄土宗の高等教育機関として発展を遂げ、学制の改革による統合・独立によって何度か校名を変更し、専門学校令による高等学院が1912年(大正元年)に設置されたことをもって創立としている。1913年(大正2年)に佛教専門学校(略称は、佛専(ぶっせん))。と改称、1949年(昭和24年)に新学制により佛教大学に昇格した。なお、1922年以前に「仏教大学」と称していたのは現在の龍谷大学であり、当大学とは無関係である。



ぶつ2


佛教大学宗教文化ミュージアム

616-8306京都市右京区嵯峨広沢西裏町5-26075-873-3115

http://www.bukkyo-u.ac.jp/facilities/museum/

本館は本学の附置機関で、文部科学省オープン・リサーチ・センターの補助金で設立されたアジア宗教文化情報研究所を母体とし、2008(平成20)年4月にミュージアムに改組され、開館しました。設立の趣旨は、人文学領域の研究の発展に寄与するとともに、社会貢献を行うことにあります。広く一般市民にさまざまな生涯学習の場と機会を提供し、仏教を中心として、宗教文化全般に関する理解を促すことを目指しています。活動としては「シルクロード部門」「歴史文化部門」「浄土宗文化部門」といった研究部門を持ち、宗教文化に関する調査研究とその成果を、特別展や企画展示で公開しています。第一研究成果展示室常設展示は、本学園部校地から出土した考古遺物や、本館の浄土宗寺院調査の一環から寄託された仏像群、民俗信仰関係の資料などを展示していますので、宗教文化の多様性を理解していただけるでしょう。第二研究成果展示室は、本学の歴史やゆかりの先生方に関わる資料を展示しています。また併設する劇場施設「宗教文化シアター」では、宗教芸能を中心に無形文化遺産の公演などを年四回行っています。


・・・残念ながら閉館中でしたが、「広沢池」の「紅葉」を楽しむことができました。


ぶつ3


兜神社児社

祭神は、遍照寺の開山寛朝大僧正に仕えた稚児です。言い伝えによれば、僧正が亡くなった際、朝原山の山腹の老松から龍となり、静かに昇天していくのが見えたと伝えられています。師を慕っていた稚児は悲しむあまり、広沢の池に身を投じて亡くなったといわれ、その霊を弔うために祀ったのだといわれています。創建年月は未詳。社殿は1m四方ほどの宮殿造りで、周囲は覆屋で覆われています。明治10年に村社となり、池ノ裏町の氏神として維持されてきました。毎年10月の第1日曜日の祭日には子供みこしが出されます。以前は入り口が一条通に面していましたが、昭和61年の道路整備の時、池に面した東側より入ることになりました。その時に鳥居・玉垣等も新設されました。尚、境内には、寛朝僧正が生前坐禅を組まれた際、稚児がいつも腰掛けていたという石の椅子が残っています。社殿で祈願してこの石椅子に座ると、長命・安産・子供の無病息災がかなうと言い伝えられています。「ちごの宮ちごは安けく生いたちて神の恵のふかきをぞ知る」(永休)



ぶつ4


広沢池

京都市右京区嵯峨広沢町にある周囲1.3kmほどの池である。日本三沢の一つにも数えられる。別名遍照寺池とも呼ばれる。2010年(平成22年)3月25日に農林水産省のため池百選に選定された。1969年に古都保存法の歴史的風土特別保存地区に指定されている。池の西側には池へ突き出るような形の小さな島があり、観音島と呼ばれ、橋が架けられている。島の内部には石像の千手観音が祭られ、先端には弁天堂もある。現在は鯉の養殖が行われている。平安時代の中期、989年(永祚元年)に遍照寺の建立にあわせ庭池として本堂の南に造営されたとも言われている。異説として、嵯峨野一帯を開墾した渡来系豪族の秦(はた)氏一族が溜池として造ったとも言われている。平安時代に作られた池は、遍照寺と共に廃れて行ったが明治時代に、地元の人々の協力で修復された。湖畔にはサクラ、カエデ、ヤナギが植樹され、マガモ、ケリ等の鳥類やトンボも多くみられ地元の小学校の「自然観察教室」や「写生教室」などにも利用されている。


ぶつ5


・・・そろそろ、帰りのことも考えて移動します。