・・・大学ミュージアム(32)の後、報告が間延びしてしまいましたが、
◆【武庫川女子大学附属総合ミュージアム】設置準備室◆0798-45-3509
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~koho/index.html
秋季展「きものに寄せられた物語-モダンへの賛歌と着こなしへのこだわり」
平成26年10月22日(水)~11月26日(水)
於:武庫川女子大学公江記念館2階ギャラリー
※公江記念館/1階には膨大な企業情報・就職データを備えたキャリアセンターがあります。2階は美術品を所蔵するギャラリー、3階は創設者・公江喜市郎の功績をまとめたメモリアルアトリウムになっています。
「中央キャンパス」は、文学部、健康・スポーツ科学部、生活環境学部、音楽学部、短期大学部全学科のメーンキャンパスで、約1万人の学生が学んでいます。地上13階建ての中央図書館、日下記念マルチメディア館や健康科学館など、最新の設備を備えた大型施設があり、さまざまな分野で学ぶ学生に対応した環境が整っています。
・・・「上甲子園キャンパス」では「楠松祭」をやっているということなので、そちらにも行ってみましょう。最寄り駅は「JR甲子園口」です。
◆武庫川女子大学「上甲子園キャンパス」
中央キャンパスの北約2km、緑の多い閑静な住宅街の中にあります。「甲子園会館」と「建築スタジオ」の2つの校舎があり、建築学科のメーンキャンパスとして使用されています。甲子園会館は、1930年竣工の歴史的建造物。昭和の名建築として広く知られています。その甲子園会館とキャンパス内で調和・競演しているのが、現代的なデザインを取り入れ2007年に完成した建築スタジオです。設計演習のためのスタジオなど充実した最先端の設備を備えており、建築学科の学生はこれらの校舎を生きた教材として学んでいます。
西洋建築と日本建築を融合した独創的な建物です。屋根には緑の瓦、日華石と素焼きタイルの壁、ホールの光天井に市松格子の障子。また、シンボルの打ち出の小槌のオーナメントが随所に見られるなど、洋式建築に巧みに「和」の要素が取り入れられています。(西宮市の都市景観形成建築物に指定されています)甲子園会館では主に1年生が学んでいます。20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトの愛弟子【遠藤新】が設計した「甲子園ホテル」を戦後、本学が教育施設として再生しました。ホテル時代は「東の帝國ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称され、高級社交場としてにぎわった歴史を持っています。かつて食堂だったホールには現在、製図台とコンピュータが並び、スタジオとして使用されています。
甲子園会館は2009年、国登録有形文化財(文化庁)、兵庫県景観形成重要建造物等に指定されました。また、経済産業省から近代化産業遺産に認定、西宮市からは都市景観形成建築物に指定されています。2008年には、(社)建築設備維持保全促進協会のBELCA賞(ロングライフ部門)を受賞しました。