・・・「平野」生まれの私としては、「南海平野線」が無くなった今も、「阪堺電車」には特別な思いがあり、今回のニュースを知って、さっそく「南霞町」に行ってきました。
★平成26年9月24日
すべてのお客さまに、より分かりやすく12月1日(月)より南霞町停留場を「新今宮駅前」に変更いたします。阪堺電気軌道株式会社
阪堺電気軌道(本社:大阪市住吉区/社長:外濵道明)では、平成26年12月1日(月)に現「南霞町」停留場を「新今宮駅前」停留場に変更いたします。これは、現在の停留場名である南霞町の由来となった「霞町(かすみちょう)」の地名が、昭和50年代に消滅したことや、JR(新今宮駅)や大阪市営地下鉄(動物園前駅)との乗換駅にも関わらず停留場名が違うことで、以前からご利用される方々などから分かりにくいとのご意見があるほか、沿線外並びに近年増加傾向にある訪日外国人のお客さまなどすべてのお客さまにより分かりやすくすることで、当社線をご利用いただき沿線に多数ある観光資源の魅力を楽しんでいただくことを目的に実施いたします。
◆阪堺電車「南霞町駅」沿革
1911年(明治44年)12月1日阪堺電気軌道(旧)が恵美須町~市ノ町(現在の大小路)間を開業した際に設置。
1915年(大正4年)6月21日会社合併により南海鉄道に承継。
1938年(昭和13年)4月21日大阪市営地下鉄の動物園前駅が開業し、乗換駅となる。
1944年(昭和19年)6月1日関西急行鉄道と南海鉄道の合併により、近畿日本鉄道の駅となる。
1947年(昭和22年)6月1日南海電気鉄道への路線譲渡により、同社大阪軌道線の駅となる。
1964年(昭和39年)3月22日国鉄(現・JR西日本)の新今宮駅が開業し、乗換駅となる。
1966年(昭和41年)12月1日南海電気鉄道の新今宮駅が開業し、乗換駅となる。
1980年(昭和55年)12月1日南海の大阪軌道線が分社化され、阪堺電気軌道(新)の駅となる。
1990年(平成2年)10月4日深夜5日未明駅周辺の釜ヶ崎で暴動発生、そのあおりで駅舎が放火され炎上し、焼失した。その後、現在地で仮設営業を開始し、そのまま元の位置に戻ることなく現在地での営業を続けている。
【参考】市営地下鉄「動物園前駅」
駅名は天王寺動物園の最寄駅であることに由来しており、御堂筋線ホームの壁面には多くの動物のイラストが描かれている。新世界の最寄駅でもあり、駅名標にも(新世界)と併記されているが、副駅名としての扱いではないため、案内放送などではこの呼称は使用されていない。西成区に所在するが、駅出口の一部は浪速区にもある。1938年(昭和13年)4月21日、1号線(現・御堂筋線)の難波駅~天王寺駅間延伸時に開業したので、同時期に「動物タイル画」も設置されたと考えられる。75年もの歴史ある個性的な駅だけに、長く美しく維持していただきたいものである。
・・・今回あらためて駅名標示板をじっくり見ましたら、「新世界」と書いてあることも知りました。
・・・さて、孫といっしょに「体験イベント」に参加することにしました。開始時間まで余裕があるので「堺トラム」に初乗り、住吉神社そして住吉公園で遊んでから行くことにしました。
・・・乗ったり降りたり、いろいろなタイプの電車があるので「阪堺電車」は楽しいですね。さあ、めざすは「あびこ道」です。