・・・「新島旧邸」(京都市上京区寺町通丸太町上ル松蔭町)を訪問した時、すぐ近くにあったので立ち寄りました。
◆【京都市歴史資料館】◆
602-0867京都市上京区寺町通荒神口下る松蔭町138-1/075-241-4312
京都市民から寄贈・寄託された多くの古文書などが蓄積されていた「京都市史編さん所」を前身とし、1982年に開館した資料館。開館以来、京都市史編さん所から引き継いだ貴重な史料の保存のほか、京都市の歴史に関する資料のさらなる収集と調査研究を行っています。京都の歴史を、古文書、絵画などの展示品を通して理解していただけるように、テーマ展を年間4回程度開催しています。1回の展示の期間は、その展示により3ヶ月程度で、展示と展示の間2日間(木曜~金曜)は、展示替えのための臨時休館日としています。京都の歴史、祭礼、風物や様々な事象の移り変わりを映像化した42本のビデオを、32インチのモニター6台でお楽しみいただけます。なお、ビデオの貸出しはしていません。当館が所蔵している京都の歴史に関する図書・史料の写真版を、閲覧していただくことができます(座席数:12席)。また、京都の歴史を学んでいただくために、京都の歴史に関する一般的な歴史相談を行っています。
●1階・資料展示室/京都の歴史を、古文書、絵画などの展示品を通して理解していただけるように、テーマ展を年間4回程度開催しています。1回の展示の期間は、その展示により3ヶ月程度で、展示と展示の間2日間(木曜~金曜)は、展示替えのための臨時休館日としています。
●1階・映像展示室/京都の歴史、祭礼、風物や様々な事象の移り変わりを映像化した42本のビデオを、32インチのモニター6台でお楽しみいただけます。なお、ビデオの貸出しはしていません。
●2階・閲覧相談室/当館が所蔵している京都の歴史に関する図書・史料の写真版を、閲覧していただくことができます(座席数:12席)。また、京都の歴史を学んでいただくために、京都の歴史に関する一般的な歴史相談を行っています。
・・・京都御所を横目に見ながら「丸太町通」を東から西へと移動します。
◆京都府庁旧本館/075-414-5433総務部府有資産活用課
602-8570京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
http://www.pref.kyoto.jp/rikatuyou/outline.html
京都府庁舎の建設が議会で承認されたのは明治33年(1900年)のことで、翌34年11月に起工した。当時は、地方行政の骨格も定まり、行政事務の拡大と細分化、官吏数の増大があり、そのため庁舎機能の拡大と多様化に対応できる建物を計画することと、それまで庁舎と一体ではなかった府議事堂を庁舎内に設けることが求められた。また、外観はこれまでの和風建築とは異なる正統的な西洋建築の意匠が要求されたため、先に完成していた東京府庁舎(明治27年)や兵庫県庁舎(明治35年)を参考に、よりよいものをめざして京都府の技師を務めた松室重光により設計された。工期3年余、総事業費は当時では破格の約36万6千円を要して、明治37年12月20日に竣工し、地上2階建、延床面積約6,100平方メートルで、創建当時は正庁(庁舎の広間で公式行事や式典を執り行う室)・知事室・議場・貴賓応接室・議長室など大小55室で構成され、中庭は、西欧風の整形式庭園として、しだれ桜を中心に中高木が植えられている。以後1世紀、旧本館は現在も、府庁のシンボルとして存在している。昭和46年(1971年)までは京都府庁の本館として、また、現在も議場は府政情報センター、その他の部屋も人事委員会事務局等の執務室や会議室として使用しており、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものとなっている。竣工以来約100年が経過する中で、屋根の老朽化が進んだことから、平成9年から総工費約7億7千6百万円をかけ、屋根の全面葺替工事を行い、平成11年8月に完成した。
★「観芸祭(かんげいさい)」2014/10/30(木)~11/16(日)
京都府庁旧本館において毎年開催している秋の公開事業「観芸祭(かんげいさい)」。今年も、京都デザイン協会による京都デザイン賞2014入選作品展・表彰式・作品講評会。デザイナーの仕事・展及びデザイン相談会やフラワーアーティスト育成協会による30周年記念花会とアレンジメント体験など多彩な芸術・文化関連イベントを中心に展開される。
★第6回「秋の府庁旧本館野外展」10月30日(木)~11月16日(日)
京都彫刻家協会会員による展覧会を9年前より実施しています。石や木・樹脂・金属といった様々な素材を自由自在に操り、制作された作品を展示しています。また、人物や身近なものを具体的に表現するだけに止まらず、心象を表現した作品も多数展示されています。旧本館内外の風情と合わせてお楽しみください。
★日本最古の議場を復元・京都府庁、15日から公開
現存する日本最古の議場である京都府庁旧本館内旧議場(京都市上京区)の復元整備第1期工事が完了した。京都府は、竣工110年を迎え、整備を進めていた府庁旧本館内(京都市上京区)にある旧議場を報道陣に公開した。府庁旧本館は明治37年に完成。現在でも会議場などとして使用され、現存する官公庁の中で、創建当初の姿をとどめる唯一のものとして知られている。このうち旧議場は現在の議会棟ができる昭和44年まで使われていた。平成16年に旧本館が国の重要文化財に指定された際に、特に文化財的価値が高いとされる旧議場については、内装も含めて修復したうえで、貴重な近代化遺産の建造物として公開するため、府では約1億8400万円をかけて修復工事を進めていた。公開された旧議場は2階までの吹き抜けで、赤絨毯なども再現。議長席や理事者席、演台などは当時のものを修復した。しっくいの壁の細かな装飾まで職人の手で塗り直され、建設された明治期の姿が復活した。15、16日に一般公開する。旧議場は現在の議会棟ができた1969(昭和44)年まで約65年間使われた。第1期工事は昨年8月から今年10月末にかけて行われた。総事業費は1億8400万円。演壇などは建設当初のものを使い、議員席や議長の椅子は当時の写真などをもとに再現した。一般公開は15日午後3~5時、16日午前10時~正午と午後3~5時。無料。
・・・私が訪問したのは少し早い時期でしたので、「議場」公開を見ることができませんでした。残念。