孫とミュージアム(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・以前から書いていますように、いい年して一人で行きにくいミュージアムがあります。それは、孫にとっても楽しいところですから、老若の興味関心を同時に満たしてくれるありがたいミュージアムなのです。さて、夏休みのしめくくりに、



はべ1


・・・ここには「赤丸ポスト」があります。いろんな発見も、楽しみのひとつです。


◆【堺・緑のミュージアムハーベストの丘」】◆

590-0125堺市南区鉢ヶ峯寺2405-1072-296-9911

農業と自然に触れ、親しみ、学ぶ場を提供し、もって農業の振興及び市民文化の向上に資することを目的に、2000年4月11日開業。指定管理者制度に基づき、株式会社堺ファームが管理・運営している。甲子園球場8個分の広さの自然豊かな農業公園には季節の花々が咲き、牛の乳搾りや乗馬体験などで、動物たちと触れ合うことができる。パン作りやソーセージ作りなどの体験も実施。自家製のハムやベーコンを使ったピザが味わえるレストランや、逆バンジー、芝滑りなどユニークな遊具もあるので一日中楽しめる。


はべ2


・・・「恐竜」もいいけれど、こんな野外彫刻にも興味を持ってほしいものです。ちなみに、孫は「あ~ちゃん」のオッパイをさわっていました。


※「夏の思ひ出」作:菊田昌洋

http://www7.ocn.ne.jp/~craft4/index.html

1968年大阪生まれ1999年産業向け機械の製造と並行しながら鍛鉄工房四季を設立個人向け表札や店舗サインなど多数納入第56回、59回茨木市美術展市議会議長賞など数年に渡り美術展に彫刻作品を発表2010年 工房を摂津市から茨木市に移転茨木市美術協会会員鉄の風合いの良さを知ってもらいたい見て、さわって、手にして頂いた時の「感動」が一番の喜びです鍛鉄工房四季はロートアイアン(鍛鉄・たんてつ)の門扉、和風洋風のサイン、表札から暮らし中のセンスに合わせた小物など「ものづくり」を大阪から発信しています



※「あ~ちゃん」作:川瀬清

堺アートクルーズ http://sac.sakai.ed.jp/index.html

2007年、「ハーベストの丘」の広(ひろ)い園内で造形の楽しさを競うアート展が開催された。この彫刻家の「あ~ちゃん」は、緑いっぱいの農業公園に溶け込んで、ひときわ存在感があった。素材は土陶のように見せかけた樹脂。太い足、大きなおなかは母性を感じさせるが、童女の雰囲気を持つ。素朴で少し哀愁も漂)う。1998年の堺市展で市長賞をうけた作者は、大阪彫刻家会議の野外展などでもこの不思議な女性像連作で人気がある。


はべ3


・・・やっぱり「乗り物」が最高ですね。本当にうれしそうです。


はべ4


・・・そんな楽しさの延長戦上で「乗馬」にもチャレンジしましたし、「陶芸」もやってみると前向きでした。真剣な表情もいいですね。


そして、2学期が始まって、そろそろ学習モードのミュージアムへ。電車に乗るのも学習ですから、今までに乗ったことのない「京阪中之島線」で行きました。


はべ5


京阪中之島線

中之島線は、その名の通り大阪市北区の堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島を東西に貫くように走る路線である。このため、京阪本線(淀屋橋延長線)の淀屋橋駅と北浜駅において大阪市営地下鉄との乗り換えが容易であるのに対して、中之島線のなにわ橋・大江橋・中之島の各駅は、地下鉄の空白地帯に建設されたという側面もあって、大阪市営地下鉄の駅と直接に接続していない。他路線と通路などを介して連絡している駅は、天満橋駅を除けば渡辺橋駅のみである。



◆京阪電鉄開業90周年モニュメント/京阪「天満橋駅」1番ホーム

「ここから、ここへ」作:今井祝雄

京阪電鉄は1908年10月から天満橋-五条間46.2kmを4工区に分けて建設を開始し、1910年3月には全線の線路敷設を終え、4月に同区間での営業を開始した。この区間は軌道免許であったため、併用軌道や急カーブが多く有り所要時間は100分であった。(表定速度は27.7km)1916年には京都市が持っていた五条-三条間1.5kmの特許を租借して延長した。1963年には都心方向に淀屋橋まで延長され、1978年には軌道免許から鉄道免許となり、1980年には土居-寝屋川信号所間が高架複線化された。これらにより、現在は天満橋-三条間を50分前後で走っており、表定速度は60km弱となっている。なお、碑文にある中之島新線は2008年10月19日に開通した。

【碑文】開業90周年を記念するとともに、中之島新線の早期事業化を願ってここに製作したものです。レールで作った台座の六角柱は、6つの路線、すなわち中之島新線・京阪本線・交野線・宇治線・京津線・石山坂本線を表しています。上部には歴史を刻んだ軸箱とウイングばねを据え付け、未来への進化を託して、光り輝く円筒をクロスさせています。 内部には、社員一人ひとりの”未来へのメッセージ”を収めました。ここ天満橋駅は、京阪電車が明治43年4月15日に、大阪天満橋~京都五条間で営業運転を開始したときの起点でありました。さらに昭和38年4月には淀屋橋まで地下線を延長し、大阪と京都の両都心を直結しました。中之島新線もまた、開業の地であるこの天満橋駅から分岐して、中之島西端・玉江橋に至る約3kmの路線で、大阪東西軸の要として都市部活性化に大いに寄与することを期待するものです。2001年1月京阪電気鉄道株式会社

◆関電ビルディング533-0005大阪市北区中之島三丁目6番16号

Hi_Phi」(2004)作:トーマスシャノン

オブジェはステンレス製で2004年製2004年竣工の新しい関西電力ビルのために制作されたそうですトーマスシャノンさんの作品の多くは自然とその力時間や空間等が制作のテーマ磁の力で空間に浮かぶ彫刻や絵画更に磁で動く作品にも多く挑戦されておられるようです一番下の楕円が安定まん中が成長そして一番上が力強さを表すそうです

題名の「Hiはyesを意味する肯定高い位置さらに高揚感。「Phiは黄金比を表すために用いられるギリシャ語で古代ギリシャが黄金比として長く使ってこられた 1:1.618の 比率3つの楕円形は、一番下の安定を表す楕円の長軸が2000㎜まん中の成長を表す楕円長軸は2800㎜一番上の一番大きい力強さを表す楕円の長軸は4000㎜で、楕円の長いところと短いところは黄金比率で制作されていますそしてこれら3つの楕円は1本の回転軸でつながり少しずつ回転しているということです。



N4.TOWER(エヌフォータワー)大阪市北区中之島4丁目

ビッグバナナ」作:酢谷宏

高さ:3.5m/材質:ステンレス、中之島を空からみるとバナナの形に似ている。その形から中之島が文化ゾーンの中心として活気にみなぎるための、活力シンボル「ビッグバナナ」をデザインしたそうです。大阪芸術大学美術学科彫刻科卒で、南河内地区内では河内長野市市民交流センター「キックス」壁画レリーフやモリ工業株式会社モニュメントを制作されています。


・・・街の中もミュージアムですから、「発見」の喜びを感じさせ、観察力を高めていきたいものです。