◆【大阪商業大学商業史博物館・谷岡記念館】◆登録年月日:20000926
577-8505東大阪市御厨栄町4-1-10/06-6781-0381
昭和初期の建造物である旧校舎を移転・復元した、本学のシンボルとも言える谷岡記念館。2000年には、国の登録有形文化財にも指定され、大講堂や学園資料室のほか、府内4番目の博物館相当施設である、商業史博物館なども併設しています。
本学商業史博物館は昭和58(1983)年10月27日に谷岡記念館内に設置された商業史資料室・郷土史料室の施設及び収集資料を基盤に、博物館相当施設指定申請を行い、平成11(1999)年6月1日付けをもって指定を受けた博物館相当施設である。博物館相当施設の指定には、資料の整理公開や施設面積の他、学芸員の確保や一定期間以上の開館などの条件が課されるが、当館ではすでに平成3年度から、収集資料の整理や資料目録発行の事業を展開していた。本館の資料は、かつて本学で教鞭をとられた佐古慶三教授収集文書がその根幹をなすとともに、地元東大阪市の新聞収集家中谷作次氏より寄贈を受けた新聞資料を中心とする中谷コレクションなどを所蔵している。前者は2435点の大阪の商業史を中心とする基礎資料で、後者は約10万点にも及び、貴重な新聞資料としてその名を知られている。また地元である御厨村加藤家に伝わる資料など、地域の資料についても精力的に収集している。江戸時代の大阪商人の活動を体系的に解説し、その歴史と文化を伝える商業史資料室1~3と江戸時代の農具や河内の綿作にまつわる史料を展示した郷土資料室1、2からなる常設展示と、平成23年度に新設された企画展示室から成り立つ。
平成24年度展覧会「近世浪華の町人の文人趣味」、平成25年度展覧会「花外楼―老舗料亭の一品―」を実施、商業史の一環として大阪画壇の顕彰につとめるとともに、毎年精力的に本学資料を紹介していく。
・・・古い建物と新しい建物をうまく調和させるためには、見た目だけではなく心の醸成が欠かせない。
・・・「大商大」に来た目的は、「アミューズメント産業研究所」です。道路を隔てた別の建物にあります。