◆【グリコピア神戸】◆
651-2271神戸市西区高塚台7丁目1番/078-991-3693
「グリコピア神戸」は、お子さまにお菓子や食文化について楽しく学んでいただける施設をとの願いをこめて1988年に開館しました。 以来、多くの方に好評をいただいており、2013年11月に累計で170万人の来館者をお迎えすることができました。オリジナルアニメーションが立体映像で楽しめる「3Dシアター」や工場見学など楽しいコーナーがいっぱい!楽しみながらお菓子の世界を見て、知って、学んでね。2014年7月からネット予約ができるようになりました。
・・・「グリコピア」には、神戸市長田区の「鉄人28号」を見に行く途中に立ち寄ったのでした。
★若松公園内「鉄人28号モニュメント」
653-0038神戸市長田区若松町6丁目3
公園面積12,160平方メートルで、アスレチック遊具などを備えた運動広場などがある。1995年の阪神淡路大震災の際には被災者の避難所ともなった。2009年には、『KOBE鉄人PROJECT』による鉄人28号のモニュメントが設置された。
・・・さて、グリコ特集の最後を飾るため近鉄「八戸ノ里駅」までやってきました。
◆宮本順三記念館・豆玩舎おまけや「ZUNZO」
577-0803東大阪市下小阪5-1-21山三エイトビル3F/06-6725-2545
当館は、洋画家でグリコのおもちゃデザイナーとして活躍したZUNZOこと宮本順三(1915-2004)が幼年期から生涯に渡り蒐集した日本各地の郷土玩具や世界の人形玩具・仮面などの民族文化コレクションと作品(絵画・おもちゃ)を保存し一般公開する私設展示館です。1998年、順三・賀子夫妻により設立。全国のファンに支えられおかげさまで開館16年を迎えました。各地の素晴らしい芸術文化と、小さなおもちゃの夢の世界を楽しみください。
★ギャラリー「ズンゾ&サブロー絵画展~野山の風景とトンボたち~」
※岡田三朗
1934年、大阪市生まれ。小中学校時代、疎開先の和歌山県白浜で自然に触れた生活を過ごしました。印刷業、酒瓶のラベルデザインの仕事を経て、1956 年、世界初「折る刃式のナイフ」を考案した兄・良男らとともに、カッターナイフを世にひろめました。現在、オルファ株式会社相談役。NPO法人おまけ文化の会理事長。「刃物を上手に使える人になってほしい」との願いをこめて全国の文化施設や学校・公民館等で講演・講座を開催。手づくりの良さと楽しさを伝えています。
※オルファ株式会社
537-0021大阪市東成区東中本2丁目11番8号/06-6972-8101
岡田工業株式会社・高井田工場
577-0066東大阪市高井田本通6丁目2番15号/
1956年、岡田商会の創業者・岡田良男という青年が、ガラスをガラス切りで傷をつけて割るように切断することと、昔GHQから貰った格子状に切り込まれた板チョコレートを折るのを思い出して着想し、切れにくくなった刃の先端の部分を折って捨て、刃の次の部分を先端として使うようにするカッターナイフを提案、特許出願をした。最初は評判が悪かったが、やがて口づてでそのことが広がり、人気を集める。岡田商会は資金繰りが悪化し、1967年に一旦清算。良男ら4兄弟で岡田工業を設立した。この折り刃式カッターナイフは岡田商会(岡田工業)が原点であるということでブランド名を「折る刃」を元に「OLFA」(オルファ)とした。OLHAにしなかった理由は、Hの部分が発音しない国が存在するため、代用としてHをFにしたからである。岡田工業は1984年に正式社名をオルファに変更。刃の寸法(9ミリメートルと18ミリメートル)や曲がり角度(59度)などは全て世界基準商品となり、名実ともに折る刃式カッターの世界ブランドへと成長していった。
1915年大阪府に生まれる。生まれた時の名前は村田順三だった。父の村田兼吉は呉服屋の経営者であるとともに羽織裏の友禅デザイナーでもあった。母が病弱だったことから生まれてすぐに親戚の宮本甲造の養子になった。幼少時から玩具と絵に興味を示していた。彦根高等商業学校(現・滋賀大学経済学部)に進学し美術部を創部して自身の名前をもじったZUNZOの号を使用した。部活動の他に中之島洋画研究所で学んだ。昭和東北大飢饉を憂いて募金集めに絵画即売会を彦根土橋町のマルビシ百貨店で開催したこともある。
・・・つづく