あわてて堺市へ | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・ガンダムやドラエもんに気をとられていて、危ういところでした。堺市へ最終日にあわてて行ってきました。



ごる1


◆【堺市立文化館】◆

590-0014堺市堺区田出井町1-2-200ベルマージュ堺弐番館2F~4F072-222-5533

●企画展「晶子さんからのおくりもの―ごめんなさい、教育しか残せなくて―

2014/07/12(土)~2014/09/07(日)

与謝野晶子に童話作家としての一面があったことは、一般的にはあまり知られていません。1907(明治40)年、30歳の時に初めての童話「金魚のお使」を「少女世界」に掲載以降、少女雑誌を中心に100篇以上の童話を発表しました。竹久夢二や川端龍子らの可愛らしい挿絵が付けられています。自分の子どもたちをのんびりと清く素直に、ひろく大きく楽天的に育てたいという願いに基づいて創作された童話は、のびのびとした物語の世界にいざなってくれます。晶子さんの願いは、わが子へ、多くの子どもたちへ、そして私たちへの贈り物として今なお読まれ続けているのです。本展では、晶子の童話が掲載された当時の少女雑誌を中心に、晶子の童話にたびたび登場するキャラクター「文ちゃん」について書かれた自筆ノート、晶子の書籍など約60点を展示し、晶子さんから子どもたちへの贈り物を紹介します。


ごる2


●企画展「ミュシャ・スタイル

2014/07/12(土)~2014/11/09(日)

色とりどりの美しい花々に囲まれた女神が優しく微笑み、流麗な曲線が画面を舞う―多くの人々に愛されるアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)が描く世界は、そのような言葉で語られます。芸術家はそれぞれ独自の創造性をもってその個性を発揮しますが、ミュシャの場合とくに、ポスターや装飾パネルなどのグラフィック作品に通底する「型」から画風を定義されていると言えるでしょう。それは「ミュシャ・スタイル」と呼ばれ、彼の活躍した19世紀末のパリではひとつの流行として、追随者や模倣作品を生み出すことともなりました。「ミュシャ・スタイル」の要素には、裾の長い布をまとった神秘的な女性や、繁茂する植物のモチーフ、淡く繊細な色彩、画面全体を支配する曲線、緻密に描きこまれた装飾文様などが挙げられます。これらはミュシャ独特の「型」として認識されますが、型抜きのように杓子定規に表現されるものでは決してなく、個々の作品で実にさまざまな様相を呈するのです。本展覧会では、アルフォンス・ミュシャの作品にあらわされた「ミュシャ・スタイル」に注目し、いくつかのキーワードからその特質を探ります。ミュシャという画家が確立した様式には、何がどのように描かれているのか。人々を惹きつける魅力は、ここにあるのかもしれません。


・・・与謝野晶子さんミュシャさんを鑑賞してから、「ゴルゴ」さんです。


ごる3


累計発行部数2億部超劇画漫画の金字塔として、今なお多くの人に愛され続ける『ゴルゴ13』。その45周年を記念して、作者さいとう・たかをさんが初めて監修した企画展『ゴルゴ13の世界』が8月5日(火)からスタートします。「こういうのは好きじゃないので、ほとんどOKを出さなかった」というさいとうさんに「スゴイことになってて驚きました」と言わしめた今回の企画展には、原画・複製原画はもちろんのこと、壁一面に飾られた45年分のコミックス、ゴルゴ13が介在した事件・紛争をまとめた国際情勢年表、デューク・東郷の出生にまつわるエピソード集、伝説的なスナイプやライバルとの対決などをセレクトした名場面集などを展示。中でも"死に神の道具"たりえるゴルゴ13愛用のライフル&拳銃を複製したコーナー、そのリアルさと解説文は一見の価値ありだ。さらには、「劇画漫画」というジャンルを確立するだけでなく、映画みたいなエキスパートによる分業制を導入(複数いる脚本家には直木賞作家やドラクエの生みの親なども)するなど、漫画界に多大なる影響を与えてきた作者をフィーチャーしたコーナーも設置。「予定表など細かいところまで、よくできてますね」と評した仕事場の再現コーナーや、等身大ゴルゴと対峙できるフォトスペースなどは、原作ファンにはたまらないはずだ。会場は、JR堺市駅近くにある[堺市立文化館ギャラリー]。さいとうさんが小・中学時代を過ごし、現在は「名誉大使」を務めることから、これまで誰も許可されなかった企画が堺市で実現したという。「これを見たら、ゴルゴ13も逃げ出しますね」と作者が笑う超A級スナイパーの秘密が、この展覧会で明らかになる



ごる4


大阪府堺市で「ゴルゴ13の世界展」連載45年の歴史を展示

2014年8月5日(火)~2014年8月24日(日)

於:堺市立文化館ギャラリー堺市堺区田出井町1-2-200

大阪府堺市は8月24日まで、堺市立文化館ギャラリーにて、「ゴルゴ13の世界展」を開催している同展は、堺名誉大使の劇画家、さいとう・たかを氏が監修する全国初の企画展。45年間描かれてきた、貴重な原画作品などの展示物を通じ「ゴルゴ13」の秘密に迫る。展示内容はの通り。「ゴルゴ13シリーズの歴史」では、SPコミック全173巻を展示するとともに、貴重な原画・資料を展示公開。ゴルゴ13が使用している銃器展示【死神の道具】では、M16をはじめとする銃器11挺を、その使用したシーンと共に展示する。世界マップ【限りない狙点】では、ゴルゴ13が活躍した場所を世界地図上にポイント。エピソードをとともに、劇画シーンをスライドショーで紹介する。ヒストリー【暴かれる弾痕】では、歴史上の事件等にゴルゴ13が絡んだシーンを年表風にして展示する。ゴルゴ13セレクション【Gの記憶】では、シリーズのベストセレクションを、エピソード画像と合わせて紹介(8話)する。映像コーナー【動く狙撃手】では、過去に放送されたテレビアニメ映像4話を特別放映。また、ゴルゴ13の中でも有名な名セリフをフューチャーし、解説とともに紹介する。また、制作者のさいとう・たかを氏に関する展示として、氏のアトリエを再現。堺市時代から現在に至るプロフィールを、その時代の代表作品画像や写真などを交えてパネル化するとともに、堺にまつわる展示として、火縄銃を持ったゴルゴ13の原画を特別出品。併せて本物の火縄銃も展示する。アトリエも映像や大型パネルなどで紹介される。等身大のゴルゴ13フィギュアや、氏の代表作品を展示し、さいとう氏の堺市時代の思い出について「SAKAIへの想い」を収録・会場にて放映する。堺市時代のトピックスや堺市の写真等も公開する。アトラクション・物販コーナーとしては、アーケードゲーム「ゴルゴ13」を特別出品。1990年に登場したアーケードゲームで、今回特別に体験が可能(有料)。また、劇画中のシーンから記念撮影可能な背景をセレクトし、用意しており、来場者は背景の前で記念撮影ができる。ポストカード、ポスター、マグカップ、ゴルフバッグ、モデルガンなどの関連商品も販売する。


ごる5


・・・この展覧会を企画された方々の、意気込みが感じられる素敵な展覧会でした。