街道ふたたび(4) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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大道旧山本家住宅583-0992南河内郡太子町山田1797

わが国最古の国道とも言われる竹内街道の沿道にたたずむ「かやぶきの古民家」で、大和棟の形態をよく残し、大和と堺を結ぶ街道沿いの歴史的景観を特徴づけるものとして「国登録有形文化財(建造物)」となっています。周辺には道しるべや伊勢燈篭などが残されており、かつて経済活動や巡礼にと人々のゆきかった、かつての面影を今に伝える格好のスポットとなっています。大和棟の主屋と北西に連なる入母屋造・桟瓦葺きの離れからなり、東側には蔵を配置しています。その構造手法から江戸末期と推定される主屋は、茅葺きの切妻屋根の両側を本瓦葺きとし、内部はドマ、ザシキ、シモミセなどを配する典型的な民家で、離れには大正元年(1912)の棟札も残ります。蔵は昭和27年に建て替えられたもので、当初は広場を囲んで他に2棟の米蔵がありました。平成16年9月に公開するにあたり、近年の改装部分を取り除き、転用されたドマの差鴨居を原状に戻すなど、あまり手を加えずかつての姿に復元しています。

・・・その前にも、灯籠があります。伊勢参りの人々が大勢通った竹内街道明和4年1767)に建てられました。さらに道を隔てた丘陵にあるのが、


うち1


孝徳天皇陵

大化改新時の御陵。清少納言は、美しい御陵の代表として”うぐいすの御陵”と『枕草子』に紹介しています。



うち2


・・・古い道標や新しい道標、気がつかなかった道標を見つけたりします。


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・・・県境の道路標示ですが、「奈良県」は新しい?のに、「大阪府」はとても古い?のが気になりますね。


うち4


●竹内集落にある地蔵堂

道標「北當麻寺・南高野山」

常夜燈の道標「右 大峰山 よしの はせ寺道」


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・・・「当麻寺」に寄り道します。