・・・過日、尼崎・廣済寺「近松門左衛門」のお墓(661-0977兵庫県尼崎市久々知1丁目3-27)にお参りしました。やはり大阪のお墓にもお参りしておかなくてはと思い、大阪市内ミュージアム巡り(略称:大阪FW)の綿密な計画をたてて、原付バイクで羽曳野市古市を颯爽と出発しました。
・・・まず、松原市大堀3丁目の「赤丸ポスト」、いつもは自動車なので近付いての確認は久しぶりです。再開発の波はまだまだ先のようで、ここは大丈夫だろうと安心しています。
・・・近松つながりで天王寺にある「竹本義太夫」のお墓へ。
◆竹本義太夫の墓
543-0052大阪市天王寺区大道一丁目14-1超願寺/06-6771-6654
義太夫節浄瑠璃の元祖といわれ、慶安4年(1651)この付近(堀越神社南約100mの路上に、生誕地碑)に生まれた。若いころから研究熱心で小唄・俗謡から物売りの呼声まで身につけ、将来に備えた。その後京・大坂で修業、延宝5年(1677)独立、作者に近松門左衛門を迎え、その他三味線・人形の名手、経済面での協力者を得て「曽根崎心中」で空前の大当りをとった。正徳4年(1714)没、64歳。
・・・「超願寺」からも、ハルカスが良く見えました。久しぶりに「高島屋史料館」へ、入口にあるのは高島屋創業150年記念「ファミリー」富永直樹(1913~2006)作です。
◆【高島屋史料館】◆
556-0005大阪市浪速区日本橋3-5-25(高島屋東別館3階)/06-6632-9102
高島屋は創業180年を迎え、200年へと向かっています。古きを温めて新しきを知る。という言葉のとおり、未来の、百貨店の魅力づくりは、歴史の中にこそ、ヒントがあると考えました。当社の歴史を紐解き、全従業員で共有すること、そしてその心意気や文化を受け継ぐこと。そんな思いを込めて、タカシマヤアーカイヴスを立ち上げました。社内だけでなく、お客様はじめ、多くの方々にもお役に立てれば幸いです。高島屋史料館は、株式会社設立50周年記念事業の一環として昭和45年に創設いたしました。以来明治初期から京都画壇の巨匠、50余名の文化勲章受章作家を中心に日本を代表する美術家の名品、18世紀の能装束、百選会・上品会の着物など約5,000点の作品が収蔵されています。一方、高島屋のマスコットであるローズちゃん人形をはじめ、歴史的価値の高い戦前のポスター、その他社史、専門書など約15,000点の諸資料も所蔵しており、所蔵品の文化的価値は日本のみならず海外においても高く評価されています。
※第1展示室では、これら絵画・下絵・工芸・能装束等の館蔵コレクションを年4回特別展で随時紹介しています。
※第2展示室(常設)では、高島屋の歴史を物語るポスター、チラシ、包装紙、記録写真、国内外の博覧会での受賞記録等を展示しています。
●工芸と彫刻にみる「いろとかたち」展/6月2日(月)~8月19日(火)
・・・ここは、建物も素晴らしいし無料ですから、行く価値は十分にあると思います。