ミュージアム | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「芸術の森」つづきです。


もり1


平成16年8月31日現在の室生村人口は6205人であり、国勢調査による人口の推移をみると昭和35年の9721人をピークに下降線をたどり、平成2年6869人、平成7年6809人、平成12年では6306人まで減少している。10年間で8.2%(563人)が減少したことになる。また高齢者比率が29.2%と超高齢社会に突入しており、過疎化が少子高齢化により拍車をかけている状況にあり、地域活力の低下を招いている。この人口推移からも、ただ単に生活基盤整備を行う従来型の村おこしだけでは活性化ができないとの反省から、過疎化による閉塞感を打開するための新たな施策として、平成9年度に当時の国土庁の支援を得て、文化芸術の視点から村づくりをすすめる「むろうアートアルカディア計画」を策定し、今日まで取り組んできたところである。


もり2


この計画は、文化芸術活動を通じて、村民の持っている精神財産を再確認することにより、村民に「誇り」と「生きがい」をもってもらい、同時に文化による村づくりをすすめることで、交流人口の拡大、過疎対策を図ろうとするものである。地域再生を図るうえで、村全体が博物館となるようフィールドミュージアムをイメージしており、美しい景観を保全創出することが、ひいては観光の活性化、交流人口の増大に資するとの考えから、これまで文化芸術の視点から生活基盤と文化基盤の同時確立させることにより人々にとって親しみやすい地域景観の創出を図ってきた。また村の総合計画においても、アートアルカディア計画の精神を活かし、交流人口の増大と観光産業の振興を図り、地域再生をめざすこととしている。


・・・ここの「シャクナゲ」は今が満開です。「室生寺」で堪能できなかったので、とてもラッキーでした。



もり3


整備を進めてきた山の上のモニュメント、いわゆる山上公園整備業で、アートアルカディア計画の第2のシンボルに位置づけている。平成13年度より取り組んでいる山の上のモニュメントは、約8haの地すべり対策後の跡地を利用した公園で、世界的に活躍する環境造形家ダニ・カラヴァン氏によって意匠デザインされ、公園全体が作品となるよう環境造形されており、自然環境と調和した精神性の高い、国内外に情報発信のできる公園として、平成17年度完成・供用。施設供用にあたっては、住民参加の管理運営をめざし、行政・地域住民・NPO等の協働の新しいモデルとなる公園づくりを進めてきた


もり4


・・・やっと、一番上まで来ました。本当は、ここが正面入口なのです。


もり5


・・・さあ下山です。「室生寺」でも書きましたが、余裕をもって景色を楽しみながら、新しい発見に心躍らせながら自然を満喫します。またまた「マムシグサ」を見つけました。


・・・さらに続きますよ。