・・・「室生寺奥の院」から下山します。
・・・下りながらの景色は、体力的にも余裕があるので、上りでは気付かなかった様々な発見があるのでとても楽しいです。
・・・さらに門前などでのお土産あさり(ひやかし)も楽しみの一つです。
◆【松平文華館】◆
633-0421奈良県宇陀市室生806/0745-93-2651
室生村の旧家・松平家に伝わる美術工芸品を展示するため、室生寺の執事・松平雅之夫妻が開いたギャラリー。室生の地を訪れて以来、この地に心ひかれた写真家・前田真三氏の北海道美瑛町と奈良の風景写真、また室生寺管長の書なども展示しています。館内には、作品に寄り添うように色とりどりの野の花が、あちこちに生けられています。籐のかごや木のツルに、ユリ、ススキ、オミナエシ、ハギ…。四季折々の作品と傍らで息づく花の調べ。秋色に染まりつつある里で、たおやかに織りなす自然花の舞をお楽しみ下さい。
★室生村「松平文華館」27年間の歴史に幕
“写真と花の館”として親しまれている奈良県宇陀郡室生村室生の「松平文華館」=松平三千代館長(62)=が、2005年11月末で閉館し27年間の歴史に幕を閉じる。松平家所蔵の古美術を展示するため、1978年に松平館長の夫、雅之氏の両親が開館。3年後、三千代さんが引継ぎ、写真家の前田真三氏が撮影した室生寺や北海道の風景写真73点を常設展示。館内に生けられた野山の草花や自然木は写真とマッチし訪れる観光客の憩いのスポットとして、いくつもの観光雑誌にも紹介された。館内に飾られた草花は松平館長自らが生け、その草花を採取して20年近く毎日届けていたのは名張市安部田の夏秋藤子さん(76)。当初、同館に客として訪れたのがきっかけで、夏秋さんは「一度も辛いと思ったことはない。山に入ると不思議と元気になった」と振り返り、「何より館長の喜ぶ顔が見たくて」と話した。松平館長と夏秋さんの二人三脚で支えた同館。その一人の夏秋さんが高齢に達したことから、「これ以上、(夏秋さんに)負担を掛けては」と計画より3年早い閉館を決めた。これまで同館を訪れた観光客は10万人以上にも上り、松平館長は「花、木、両親、主人、夏秋さん…周りの全てに感謝したい。随筆家の岡部伊都子氏、花人の川瀬敏郎氏といった一流の人だけでなく、名も知らぬ多くの人々との出合いが財産」と目を潤ませた。
・・・残念ですが、建物だけ拝見させていただきました。さて、遠路「室生」までやって来た大きな目的がもう一つあります。
◆【室生山上公園「芸術の森」】◆
633-0421奈良県宇陀市室生区室生181/0745-93-4730
・・・冬季は閉園していました。山上への途中、「赤丸ポスト」を発見しました。期待がふくらみます。
県道28号線(室生川沿いの道)から山上公園まで標高約150M、南入口まで約1700M・北入口まで約1180M、大型バス通行不可・園内は車両通行できません。室生寺と対峙した山の上約8haの空間に、イスラエルの彫刻家ダニ・カラヴァン氏によりデザインされた自然とアートが調和する芸術性豊かな公園です。第2の室生寺を目指した現代の理想郷である芸術空間を満喫してください。(平成18年春開園)