ミュージアム | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「資料館」のつづきです。


しま1


◆展示館

石畳みのある土蔵をそのまま保存。甕・壺・釜・桶・臼・篭・山子鋸・大鉋・滑車など約200点を展示しています。弥山霊火堂からおろした「消えずの霊火」の大茶釜も。

◆展示館

桃花祭(神能)、管絃祭、玉取祭、たのもさん、氏神祭、鎮火祭などの宮島の年中行事の写真パネルと関係用具・模型など約70点を展示。旧暦6月17日の管絃祭の御座船と漕船の模型が目を惹きます。


しま2


◆展示館

宮島の生産・生業といえば、まず木工関係。僧誓真が考案したといわれる飯杓子、ロクロによる盆・菓子器・茶器、木匙、宮島彫などは、いずれも江戸時代後期に興されたものです。それぞれの製作工程・工具・製品や問屋の看板など今日までの変遷を跡付ける資料約100点を展示。

◆展示館

<階上>平清盛像、僧誓真像、二位尼像、宮島ゆかりの諸家の書画、屏風、古絵図、版木、案内記、古文書など主に江戸時代以降の歴史資料、また土器類などの考古資料あわせて約400点を展示。島めぐり行事を描いた七浦屏風、宮島芝居や富くじに関する資料、名所図会など信仰と観光のまち宮島を理解する上で欠くことのできない資料です。

<階下>主として衣・食・住、交易、信仰関係などの生活に根ざした民俗資料と宮島物産としての木工品、木彫など約800点を展示しています。毛利元就が再興したと伝えられる厳島大風爐、鎮火祭の大松明、三千分の一の宮島地形模型などもあり目を楽しませます。


しま3


代表的な民家のつくりと保存民家の母屋

宮島の古い町家は、間口が狭く奥行が深いのが特徴です。大戸から入るとずっと奥まで「通り庭」になっており、それに沿ってミセ(表の間)オウエ(中の間)ザシキ(奥の間)と続きます。オウエ(オイエともいわれます)には天井がなく、戸棚の上には神棚が祀られています。現在、民俗資料館として利用されている旧江上家の母屋は一部補修されているものの、1800年代前半に建てられた宮島の商家建築の佇まいをそのまま残しています。茶室は改修に際して造られたもので、押入が取り払われ6畳の間としています。箱段(箱階段)は宮島では珍しく他家では見られません。また、庭に沿って造られた渡り廊下の外側には、明治時代中頃までは多く見られた出格子のある家並みを再現しています。

池のある庭園

旧江上家当時からの池のある庭園は、大きく風致を変えないよう配慮して、昭和48年夏に造園改修されました。庭園を囲んで一巡するように展示館を配置しているのが、この資料館の特色の一つです。


・・・これまでに、いろいろな「民俗資料館」を見学してきましたが、ここが最高です。さすが、世界遺産の中にあるミュージアムです。


しま4


・・・少し離れたところに、立派な「収蔵庫」がありました。もとは、ここが「資料館」だったのかもしれませんね。


しま5


・・・ホテルに向かう途中、「岩村もみじ屋」さんの前で「赤丸ポスト」を発見しました。


岩村もみじ屋

739-0523広島県廿日市市宮島町中江町304-1082-944-0207

創業は明治末期老舗のもみじ饅頭屋岩村もみじ屋です。もともと、もみじ饅頭にはこしあん入りしかありませんでしたが、1934年(昭和9年)5月10日に高松宮が厳島を訪問した際、「つぶあんはないのか」と当時の店主である岩村栄吉所望されたのが「つぶもみじ」誕生のきっかけだそうです。


ホテル菊乃家

739-0523広島県廿日市市宮島町3350829-40-2400

2011年7月30日(土)オープン厳島神社より徒歩5分、宮島水族館まで徒歩10分、紅葉で有名な紅葉谷公園は歩いてすぐの好立地。宮島ではまだ新しい菊乃家ですが、宮島一のホスピタリティのおもてなしをつくりあげてまいります。自然に囲まれた神々のすむ宮島での滞在をお楽しみ下さい。


・・・もちろんお茶うけは、岩村の「つぶもみじ」でした。