・・・加太から根来へ。以前、「根来寺」は紹介しましたが、「大門」が抜けていましたので、
◆根来寺「大門」/岩出市根来2297
大門は、天正の兵火を免れましたが、秀長によって大和郡山に運ばれ、その後の消息は明らかではありません。弘化2年(1845年)に上棟し、嘉永5年(1852年)に落成したのが現在の大門です。初重・二重とも桁行五間、梁間二間の大規模な二階二重門で、大寺院の表門にふさわしい堂々たる門です。
根来寺は和歌山県で最も知られた桜の名所で、桜の名所100選にも入っています。周辺の山裾は多くの桜が咲き、一面は花咲山となり桜の里といわれるほどです。根来寺境内だけで約3000本、根来寺境内とその周辺を含めると桜の数は何と約7000本に達するという。谷間の両側からは桜が谷を覆うように咲いているのがなんとも見事である。絵になる桜は本坊からはかなり離れた所に立つ「大門」周辺の桜です。大門の下をくぐるようにして眺める桜の景色は最高です。
◆金田家地士の門長屋/岩出市根来1231
門前町本通りに面する門長屋は道沿いにのびるナマコ壁(瓦を四半にして壁にはり、目地をかまぼこ断面にし漆喰でおさえる)がその上の白壁にはえて美しい。左手には蔵があり、屋根は本かわらぶき、中央部に扉、入口がある。建立は寛政9年(1797)ごろ、昭和42年に地士の門長屋として町の文化財建造物に指定された。どっしりと構えたそのたたずまいは、当時の豪農の威勢をほうふつさせるものがある。
・・・せっかく岩出市まで来たのだから、
●島津商店前/岩出市川尻46
・・・われながら、よく見つけたなあと思います。