「蛙男」で忘れてはならないのが・・・
★1963~1964貸本版「悪魔くん」
★1966~1967少年マガジン連載「悪魔くん」
もちろん、その後「ゲゲゲの鬼太郎」も連載されています。
★1966.10.6~1967.3.30実写版「悪魔くん」
マガジンに連載されている時期に、実写版がTVで放映されましたが、残念ながら十二使徒も、蛙男もでてきませんでした。
★1970~1971少年ジャンプ連載「悪魔くん千年王国」
主人公は「松下一郎」という名前で、この松下一郎悪魔くんにおける十二使徒の「第一使徒」が蛙男です。松下一郎は太平洋電気社長の息子で、かなりえぐい性格になっています。蛙男は、悪魔くんが、父親に頼んで連れてきてもらった家庭教師の身体を、蛙男の魂に乗っ取らせたという設定です。蛙男を作った悪魔くんは、さらに新しい家庭教師「佐藤」を連れてきて、ヤモリビトの魂を入れてしまいます。佐藤は、その魂を取り除くため、印度の世界的呪医フラン・ネール氏を訪ね、助けてもらいます。
★1975~1988桜井文庫版「悪魔くん」東考社
貸本マンガ家(劇画家)だった桜井昌一氏が興した東考社(貸本専門出版社)から桜井文庫シリーズの46・47・48として出版(各限定600部)されました。当初、全5巻の予定でしたが、販売不振のため3巻で打ち切り、十二使徒は全員そろいませんでした。
悪魔くんには主人公の異なる原作が3種類、特撮テレビドラマが2種類、テレビアニメが1種類存在します。共通しているのは、悪魔くんと呼ばれる一万年に一人の天才少年が、悪魔の力を借りて全人類を幸せに導こうとする点である。伝説の魔術師ファウスト博士の手助けにより悪魔の召還に成功し、ファウスト博士にもらったソロモンの笛で悪魔を制御する。悪魔を召還する際には「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり」という呪文を使う。救世主(メシヤ)である悪魔くんによって呼び出された、世界を救うための12体の悪魔を十二使徒という(マガジン版除く)。
「サンガッツ本舗」から、3タイプの「カエル男」ソフビがこれまでに発売されています。