ミュージアム | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・神戸は街そのものがミュージアムだと感じる。


けん1


海岸ビルヂング

650-0024神戸市中央区海岸通三丁目1-5

兼松房治郎が創業した貿易会社兼松商店(現兼松の前身)の本店として建設された。設計は海岸ビルや奥平野浄水場旧急速濾過場上屋、神戸地方裁判所、旧小寺家厩舎(国の重要文化財)などを手がけた河合浩蔵。竣工当時は、1階全体が兼松商店の事務所に充てられ、2階以上は貸事務所となっていた(神戸新聞社刊「海鳴りやまず」第二巻30ページの記述他)。現在1階のブティックのインテリアなどに、兼松商店事務所時代の面影が残る。コーニス上に巨大なペディメントが載せられ海岸通で最も壮麗な建築物の一つと称されていたが、戦災で失われた。内部、吹き抜け天井に色鮮やかなステンドグラスが飾られている。夜間は日没から22時までライトアップされる。


けん2


●象設計集団

1971年に、吉阪隆正の下にいた大竹康市と樋口裕康、富田玲子、重村力、有村桂子の5名によって1971年に発足された建築家集団。代表作品には、日本建築学会賞を受賞した沖縄県の名護市庁舎がある象設計集団が設計した、昔の小学校のようなユニークな由布院美術館(大分県由布市湯布院町川上岩室2995)に興味を持ち、調べたことがあります。残念ながら平成24年(2012年)3月31日で由布院美術館は閉館しました。

いるか設計集団

650-0024神戸市中央区海岸通3-1-5海岸ビルヂング303号078-332-4902

1978年Team ZOO象設計集団神戸アトリエとして発足、1981年いるか設計集団に改名1993年(株)いるか設計集団大阪営業所開設「TeamZoo・いるか設計集団」は、長い歴史を持ち、幅広い分野で活動している神戸元町にある設計事務所です。「いるか」という名前の起源は日本を代表をする建築家である吉阪隆正氏の話をしなければなりません。吉阪氏は、1952年~1959年パリにてル・コルビュジエのアトリエに勤務、帰国後は早稲田大学の教授に就任されました。そして、早稲田大学の吉坂教授の教え子のひとりが「象設計」という名前で建築活動を始めました。その後、彼の大学の友人たちが、それぞれ東京を出て、独立した設計事務所のネットワークを築いていきました。それに伴い、当初の「象」はZooへと発展、「Team Zoo」の中に動物の名前を持つアトリエが複数誕生しました。その中の主なものに、「象設計集団」、「いるか設計集団」、「アトリエ・モビル」などがあります。個々の集団は大規模なプロジェクトに面したときには、互いに力を合わせながら設計を行います。現在の「TeamZoo・いるか設計集団」は、優れた経験、高い技術と管理のスキルを持つ一級建築士事務所です。


けん3


◆【戦没した船と海員の資料館】◆

650-0024神戸市中央区海岸通3-1-6全日本海員組合関西地方支部内078-331-7588

日本は回りを海に囲まれた国です。その上資源の少ない国土ですので、食料品から石油燃料、鉄の原料など、さまざまな物資を外国から輸入して経済を維持しています。1941年から1945年にかけて、日本がアメリカ・イギリス・オランダ・中国など、世界の多くの国と戦った第二次世界大戦は、こうした認識を忘れた無謀な戦争だったのです。のためたくさんの船が、戦争の犠牲になりました。この資料館には、これらの船の在りし日の写真を展示しております。あの戦争は何のためのものだったか、そういった反省を含めて平和について考える場所となっております。


けん4


◆【神戸華僑歴史博物館】◆

650-0024神戸市中央区海岸通3丁目1-1 KCCビル2F078-331-3855

初代館長の陳徳仁が中心となって1979年10月に神戸中華総商会ビル内に開設された。神戸華僑歴史博物館神戸在住の華僑によって運営されており、展示も中華人民共和国や中華民国双方ともの主義主張に偏らず中庸であり、神戸華僑来日の経緯やコミュニティーの発展の様子などが資料とパネル・写真によって展示されている。同館には、神戸とも関わりの深い孫文や戊戌政変で日本に亡命した梁啓超直筆の扁額や書も展示されており、貴重な文物が多い。陳徳仁死去後、同館は管理者不在の状態が続き、2002年より神戸華僑歴史博物館は一年半ほど休館していたが、2003年4月に展示内容を更新しリニューアルオープン。英語名をThe Kobe Overseas Chinese History Museumと定めた。


けん5


神戸華僑歴史博物館では年に2回、博物館会員に向けて館の動向や華僑・移民研究者の報告を掲載して博物館通信を発行したり、学術面では日本の華僑研究の拠点として様々なシンポジウムや研究会,講演活動を行っている。また年に数回は特別展を開催し、旧正月が近付くと隣接する神戸南京町と共同で南京町で行われる春節祭の変遷や神戸華僑の行事の紹介を行っている。現在、神戸華僑歴史博物館館長は藍璞が務め、館長代理には京都精華大学教授の呉宏明、研究室室長には前神戸大学教授の安井三吉、事務局長には映画研究家の林宏仁が就任し、さらに兵庫県立大学教授の陳來幸も資料編纂・博物館通信執筆など、多くの研究者が役員として館の運営に携わっている。


・・・ちょっと南京町に寄り道しようかな。