・・・国博だけでなく、
◆【京都国立近代美術館】◆
606-8344京都市左京区岡崎円勝寺町/075-761-4111
●1月14日(火)~3月20日(木)館改修工事のため全館休館
館改修工事のため、2014年1月14日(火)から2014年3月20日(木)まで全館休館しますのでご了承ください。
・・・消費税UPを前にした駆け込みなのか???
・・・国博前の三十三間堂へ。
◆蓮華王院「三十三間堂」(本坊:妙法院門跡)
605-0941京都市東山区三十三間堂廻町657/075-561-0467
久寿2年(1155)、第77代天皇として即位した後白河天皇は、わずか3年で二条天皇に位を譲って以後、上皇として「院政」を行いました。三十三間堂は、その御所に造営されましたが、80年後に焼失し、まもなく後嵯峨上皇によって再建されました。その後も手厚く護持され、室町期・足利第六代将軍義教により本格的な修復が行なわれます。彼は仏門に入って、比叡山・天台座主を勤め、京洛の禅寺に修理の寄付勧進を命じて、屋根瓦の葺き替えをはじめ、中尊・千体仏と5ケ年を費やして内外両面の整備を行ったのでした。当時、交通の要所だったこの地に目を向け、後白河院や清盛の栄華にあやかろうと思い立った秀吉は、その権勢を天下に誇示するため奈良大仏を模した大仏殿方広寺を三十三間堂の北隣に造営し、お堂や後白河上皇の御陵をも、その境内に取り込んで土塀を築いたのです。今も、その遺構として南大門・太閤塀(ともに重文)が残ります。お堂の修理も千体仏をはじめとして念入りに遂行され、その意志を継いだ秀頼の代まで続きました。大仏殿は、文禄4年(1595)9月に完成し、千人の僧侶により落慶供養されたといいます。秀吉は、死後「豊国大明神・とよくにだいみょうじん」という神格として祀られ、お堂東隣の阿弥ケ峯には壮麗な社殿が造営されました。
・・・シンプルでありながら迫力のあるお寺です。さて、どうしても行きたいところがもう一つあります。
◆【京都府立植物園】◆
606-0823京都市左京区下鴨半木町/075-701-0141
京都府立植物園は、京都市街北部の平坦地に位置し、東は比叡山、東山連峰を望み、西に加茂の清流、北は北山の峰々を背景とした景勝の地にあります。大正6年(1917)に着工し、同13年(1924)1月1日に「大典記念京都植物園」として開園しました。第2次大戦中は園内に菜園が設けられ食糧増産の場になり、戦後は、昭和21年(1946)から12年間連合軍に接収されました。このとき多くの樹木が伐採されるなど苦難の時代が続きましたが、昭和36年(1961)4月、憩いの場、教養の場としてその姿を一新し、再び公開しました。再開後も園内整備事業を推進し、昭和45年(1970)に「日本の森」を、同56年(1981)には、「洋風庭園」を造成しました。平成4年(1992)4月に「観覧温室」、「植物園会館」を竣工、同年12月には「北山門」を完成するなど、施設の整備充実をはかってきました。平成16年(2004)には開園80周年を迎え、植物園が府民の憩いの場に加え、自然に対する親しみと敬いの心を育む、花・緑の活動の拠点として、また、学習・教育の場としての社会的役割がますます高くなっており、今後さらに増加し多様化することが予想される利用者のニーズに対応すべく情報の提供や新たなプログラムの創設などさらなる内容充実をはかっています。園内の南半分には、正門付近の1年草を中心とした四季の草花が鑑賞できる正門花壇と観覧温室及びバラを中心とした造形花壇、噴水や滝のある沈床花壇よりなる洋風庭園などの人工的な造形美で構成されています。中でも、観覧温室は、キソウテンガイやバオバブなど世界の熱帯植物を身近に観賞でき、面積、植栽植物の種類ともに日本最大級の温室となっています。これに対し、園の北半分には、園内唯一の自然林である半木(なからぎ)の森や日本各地の山野に自生する植物をできるだけ自然に近い状態で植栽した植物生態園、およびその周辺には、わが国の風土に育まれ、古くから栽培されてきた桜、梅、花菖蒲などの園芸植物や竹笹、針葉樹などを植栽した日本の森として、より自然的な景観を形づくっています。また、北西部には四季彩の丘があります。植物園会館は、研修室、展示室、園芸サロンを充実させるとともに、生涯学習の拠点となるよう、図書など、植物園に対する多様なニーズに応えるよう努めています。また、1年を通じて各種展示会をはじめ、植物園教室、観察会などの催しを開催し、植物園芸相談業務なども行っています。
◆【京都府立総合資料館】◆
606-0823京都市左京区下鴨半木町1-4/075-723-4831
「京都に関する資料等を総合的に収集し、保存し、展示して調査研究等一般の利用に供する」(総合資料館条例)ことを目的に、昭和38年11月15日に開館しました。以来、京都府百年史の編さん、東寺百合文書等の古文書や京都府行政文書の整理・保存業務の開始、収蔵庫等の増築など、所蔵資料、業務内容、設備の拡充を図り、総合資料館は、図書館機能、文書館機能、博物館機能の3つの機能を有する総合的施設として運営されてきました。その後、昭和63年に博物館機能を発展拡充させた京都府京都文化博物館が開設されたことに伴い、美術工芸資料等の現物資料の収集・保存・展示業務を、同博物館を運営する財団法人京都文化財団に委託しました。また、平成9年度から始まった京都府立図書館の改築整備に伴い、同館との間で機能と蔵書の分担を行うこととなり、平成12年10月から休館し、所蔵図書の約半分(政治・経済、自然科学、文学等の一般図書)を府立図書館に移管するとともに、館内施設整備等を行いました。平成13年5月に再開館した総合資料館は、「京都に関する専門資料館」として、京都の歴史、文化、産業、生活等の諸資料(図書、古文書、行政文書、写真資料、近代文学資料、美術工芸資料等)を重点的に収集・整理・保存等する施設としてご利用いただいています。
・・・この2つの素晴らしいミュージアムにはさまれて、
◆【京都府立陶板名画の庭】◆
606-0823京都市左京区下鴨半木町(京都府立植物園北山門出口東隣)/075-724-2188
「京都府立陶板名画の庭」は、名画の美しさをそのままに再現した丈夫な陶板画を安藤忠雄氏設計の施設に展示するもので、屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園です。陶板画は全部で8点。このうち「最後の審判」など4点は「1990年国際花と緑の博覧会」に出品されたもので、「テラスにて」など4点はこの施設のために新しく制作されたものです。これらの陶板画は、堺屋太一氏の発案企画により、ダイコク電機株式会社代表取締役栢森新治氏から京都府に寄贈されたものです。
・・・安藤忠雄さんです。