中之島(10)
「公会堂」の屋根の上の銅像について調べていたら・・・
「大阪人」という雑誌を発見しました。
■雑誌「大阪人」1947年~2012年
大阪市を紹介する雑誌。大阪市の外郭団体である大阪都市協会が1947年(昭和22年)に創刊。その後、『「大阪人も知らない大阪」発見マガジン』をキャッチフレーズに1999年(平成11年)に今日の形になった。内容は大阪の歴史・文化・観光などが中心となっている。2007年(平成19年)に発行元だった大阪都市協会が解散したため、同年5月号から大阪市都市工学情報センターが発行元になった。その後、橋下徹市長による「外郭団体改革」の一環として、発行元への業務委託(平成23年度約2400万円)が2011年度をもって廃止されたことなどにより、2012年4月2日発行の5月号増刊「古地図で歴史をあるく」をもって休刊となった。
■(財)大阪都市協会
1925年(大正14年)10月21日に、第7代大阪市長關一によって創設された大阪市の外郭団体。2007(平成19)年3月31日をもって解散した。市民生活に関する問題の調査研究、市政方針の伝達し、市民に近代的な大阪のまちづくりへの参加を促すのが目的であった。月刊誌『大大阪』、月刊誌『大阪人』などの各種出版物刊行していた。
■(財)大阪市都市工学情報センター
当該財団は、平成3年1月に大阪市総合計画局(当時)の内部組織を財団化した経緯があり、財団がまちづくり分野において大阪市を補完する業務を遂行できるよう大阪市は人的・財政的な関与を行ってきました。大阪市は、外郭団体見直しの一環として当該財団に関する人的・財政的な関与を平成25年3月末限りと決定しました。当該財団では、まちづくり分野の業務の大幅な縮小が不可避となり、さらには、広告などの自主事業の縮小もあって、財団の設立目的、経営収支の両面から自立化を断念し、平成25年3月31日で解散しました。
・・・大阪大好き人間として、せめてこの雑誌を機会あるごとに少しずつでも紹介し、記憶にとどめておきたいと思います。
さて、中之島の行き帰りに「アベノ」を通るのですが・・・
■待ち合わせにいかが?あべのハルカスに新名所「時計の広場」誕生
高さ日本一を誇る地上300メートルの超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の地下に2013年10月10日、待ち合わせの新たなスポットとしてにぎわいが期待される「時計の広場」がオープンした。同広場は、天井の一部が吹き抜け構造になった明るく開放的な空間で、天井面を時計盤に見立てた巨大時計が設置されているのが特徴。ビルに入居する近鉄百貨店の本店地下1階の北側入り口前にあり、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅やビル内に来春オープンする大阪マリオット都ホテルに接続している。この日行われたオープンイベントでは、ビルの展望台のキャラクター「あべのべあ」が集まった買い物客らの前に初めてお目見え。巨大時計を起動させて盛り上げた。12日には、あべのべあとの撮影会が開催された。
・・・ふと見上げると「巨大な時計」があったので、調べると「そういうこと」だったんですね。
さらに・・・
■あべのハルカス美術館
300メートルの高さ日本一の超高層ビルに来年3月22日にできる「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)のこけら落とし展覧会が、「東大寺」展(朝日新聞社など主催)と決まった。新しい美術館の誕生にふさわしく、国宝の「誕生釈迦仏立像・灌仏盤」など奈良・東大寺に伝わる寺宝約80点を展示する。浅野秀剛館長は「運営する近畿日本鉄道沿線の歴史ある文化財を紹介しつつ、国宝や国の重要文化財も展示できる美術館であることもPRしたい」と話す。地上60階、地下5階の複合ビルの16階部分(高さ80メートル)に美術館はできる。高所にあって国宝などの展示ができる耐震、防火、防犯面の条件を満たす美術館としては、ビル10階にある愛知県美術館(高さ39・4メートル)を抜く高さになる。
ロゴマークのモチーフはABENOおよびARTの“A”と、HARUKASおよびHUMANの“H”。丸みのある親しみやすいかたちには、「あらゆるアートをあらゆる人に楽しんでいただけるミュージアムでありたい」という願いをこめています。また、AとHが寄り添っているようにも見えるこのロゴマークは、“ArtとHumanが交わるところにこそ、Museumは生まれる”といった当館のコンセプトを表しています。
・・・今から楽しみです。