きひっ(32) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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防災・危機管理アート(11)


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■ホームレス中学生

田村裕(麒麟)による自叙伝。2007年8月31日にワニブックスより刊行。

2007年8月31日に発売。自身の幼少時代から相方、川島明との出会いまでを描いた自伝。表紙は、田村が公園で生活していた時期に食べたことのあるダンボールをモチーフにしている。2008年10月時点で225万部を売り上げており、ワニブックス史上最高の売り上げを記録した。この人気を受けて急遽メディアミックス化。漫画・映画・ドラマが制作された。コミックスは2008年1月17日に発売され、韓国や台湾でも出版されることが決定した。同年4月24日には続刊が発売された。よしもとファンダンゴとウェブドゥジャパンによって、携帯電話向け「麒麟・田村の貧乏脱出超作戦」も配信されている。本作は大学入試の問題にも採用された。新潟県加茂市の新潟経営大学経営情報学部の国語試験で、約1万字の本文から要点を記述させたり筆者の意図を読み取らせるなど、計6問を出題した。問題として使われたのは、主人公の田村が高校に入学してからの部分である。同大学では「具体的な文章表現や作品に流れる倫理感など(題材として)まったく問題ない」と田村の文章力に太鼓判を押した。また、田村の兄である田村研一が著した『ホームレス大学生』がワニブックスより2008年10月10日に発売された。初版は3万部を予定している。本作もドラマ化されている。


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■ダンボー

あずまきよひこによる日本の漫画作品。『月刊コミック電撃大王』(アスキー・メディアワークス(旧メディアワークス))において2003年(平成15年)3月から連載されている。ちょっと変わった5歳の女の子「よつば」が、日常の中で体験する様々な「初めて」や「感動」を描く。『よつばと!』シリーズに登場する架空のロボットの名称が「ダンボー」。実際には中に人間が入る、段ボール製の着ぐるみである。


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28話(単行本5巻に収録)「よつばとダンボー」に初登場した。作品中に登場する小学生、綾瀬恵那と友人の早坂みうら(みうら)が、夏休みの自由課題として製作。人が入って動かせるようになっていたが、たまたまみうらが中に入っているとき、作品の主人公で幼児の小岩井よつばが、隣家である綾瀬家に上がりこみこれを発見。よつばは本物のロボットだと思い込み、小学生二人もよつばの夢を壊さないよう話を即興で合わせた為に珍騒動が起きる。よつばを信じ込ませたまま「家に帰る」と言ってダンボーはみうらの入った状態でいったん綾瀬家を出ていった。その後、着ぐるみはみうら家に保管された。後に、よつばと恵那がみうら宅を訪問した時、よつばが人の入っていない状態のダンボーを発見。「うごかない」というよつばへの言い訳で、みうらが「ダンボーは死んだ」と発言するも、よつばを悲しませないために恵那が「生きてるぴょーん」「よみがえりの儀式をします」とつなげ、再度みうらが中に入ってよつばを安心させる一幕もあった。


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シンプルでかわいいデザインのため注目され、海洋堂からフィギュア「リボルテック・ダンボー」が発売された。書籍流通業者Amazon.co.jpやセブン-イレブンネットの段ボールで作った、という設定のバージョンもある。作者のあずまきよひこは自身の公式サイトで「最初のサンプルは目が薄い色だったが『通常時は黒いんだけど、光るとカッと明るく光るようにして』と依頼したらその通りになった」と感心している。


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■ダンボール戦機

レベルファイブより2011年6月16日に発売のPSP用プラモクラフトRPG、およびそれを原作とした漫画・アニメ・プラモデルである。11月23日にエピソード0を追加した「ダンボール戦機ブースト」が発売された。また、2012年3月15日にニンテンドー3DSに「ダンボール戦機爆ブースト」として移植されることが発表された。ロボットが戦う場所がダンボールの中なのであって、ロボットがダンボールではない。

2042年にタイニーオービット社が開発したホビー用小型バトルロボットLBX、だがこのLBX、余りにも性能が高すぎたため子供の手に余り暴走事故が発生、販売中止に追い込まれてしまう。しかし2046年、ここ数年最大の発明と言われ世界の物流を大きく変える出来事が起こる。中と外からの衝撃を80%吸収してしまう強化ダンボールが発明され、輸送手段の常識を覆した。この強化ダンボールの中でのみという条件付きでLBXの再発売が決定。強化ダンボール製のバトルフィールド「Dキューブ」の中で戦う小さな戦士達は瞬く間に人気を集め、2050年には子供たちを中心に皆が熱狂する究極のホビーとしてLBXは復活した。


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段ボールがブーム?となった背景には、もちろん環境(エコ)問題があるのだが、金属やプラスチックが主流の日用品に対して、温かさを感じる素材として注目を浴びたからでもある。