えへっ(93) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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ぼくら(7)


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-ぽ1


まるで伊藤晴雨かと思う作品もあったりして・・・多賀新恐るべし。


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多賀新さんの表紙絵の前は・・・


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1962年出版の春陽堂文庫。表紙は洋画家の高塚省吾さんによるペンと水彩による作品です。そして、長編の方は、油絵によるシュールな作品です。


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■高塚省吾(1930年7月26日~2007年5月28日)

美人画・裸婦で絶大な人気を誇った。岡山市出身、東京芸術大学で梅原龍三郎、林武、硲伊之助に師事、1953年卒業。同年、恩師で日本美術会の委員長を務めた硲伊之助の影響から、第7回日本アンデパンダン展(日本美術会主催)に出品。以後、第11回まで出品。新東宝撮影所美術課に勤務のかたわら「8人の会」を結成、個展を開くなどし、1955年には谷桃子バレエ団の美術担当となり台本も書く。1956年NHK広報室嘱託となり、1968年まで勤める。1957年より小津安二郎監督映画のタイトルを担当するなど多方面に活躍。1970年代初めには、春陽堂版江戸川乱歩全集の表紙絵を手がけ、1978年にはジャパン・エンバ美術賞入選、1979年曹洞宗で受戒、1980年『高塚省吾素描集おんな』を出版、裸婦美人画家としての名声を確立、その絵はカレンダーやポストカードとなり画集は広く親しまれたが、サブカルチャーと見なされ、画壇における主流にはなりえなかった。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-ぽ5


画壇における主流にはなりえなかった・・・という、ちょっと寂しい表現がされてはいるが、時代によってはサブカルチャーが主流となることもある。そのきっかけは、やはりウォーホルではなかったかと・・・思う。