夏の小旅行(2)
水族館、心が静まる。
海の生き物はダイナミックだが、淡水の生き物は繊細で・・・心が休まる。
おだやかな海は・・・「いのち」の源である。
「おかき」の播磨屋に立ち寄り、シンプルな竹の柵(手すり)に感心。そして、出石へ。
暑いけれど・・・出石城跡。
■風鈴づくり最盛期/出石焼の製陶所
透き通るような白色が特徴の国指定伝統工芸品「出石焼」の工房で、風鈴づくりが最盛期を迎えている。磁器特有の高い音色で、夏の「涼」を演出する。豊岡市出石町内町の永澤兄弟製陶所では、5月中ごろから風鈴づくりに取りかかった。型どり、素焼き、絵付け、本焼きと約1週間かけて仕上げる。今季は約千個を製作予定で、盆すぎまで作業は続くという。磁器の厚みによって音色は異なり、風に揺らされひし形の舌とぶつかり合うと、「チリリン」と趣ある音が辺りに響く。同製陶所では、トンボとメダカの図柄の2種類を各1575円で販売。永澤兄弟製陶所TEL0796・52・2155
・・・お堀に渡された風鈴にひと時の涼を聴く。蝉時雨とのコラボレーションがおもしろい。
私は蕎麦がダメだけれど、この町はアレルギーとは無縁で心地よい。