夏の小旅行(1)
今から26年前のある事故の弔いのために、城崎方面に向かう途中・・・
■柏原の大ケヤキ(木の根橋)兵庫県丹波市柏原町柏原1
樹齢1000年とも推定される巨木で、目通り幹径6m、樹高21m、枝張各25mを測る丹波市内では最大のケヤキである。本樹の根の一本が太く成長し、直下を流れる奥村川をまたいで対岸の地下にもぐり込み、長さ10mにも及ぶ自然の橋梁を形づくっていることから「木の根橋」とも称されている。その形成過程については明らかではないが、本樹の縁辺は万寿元年(1024)に創建された柏原八幡神社の参道にもあたり、奥村川に架けられていた土橋に沿って根が延びたものと考えるのが妥当なようである。現在の奥村川は、織田信包(のぶかね)の開いた第一次城下町時代に堀割として利用するため拡幅され深くなったもので、今、我々が目にする木の根橋をとりまく景観は、この時代に形づくられたと言っても過言ではない。
・・・「柏原」と書いて「かいばら」と読む町に立ち寄る。
城は無いが「城下町」だという。
■柏原の大ケヤキ(木の根橋)兵庫県丹波市柏原町柏原1
樹齢1000年とも推定される巨木で、目通り幹径6m、樹高21m、枝張各25mを測る丹波市内では最大のケヤキである。本樹の根の一本が太く成長し、直下を流れる奥村川をまたいで対岸の地下にもぐり込み、長さ10mにも及ぶ自然の橋梁を形づくっていることから「木の根橋」とも称されている。その形成過程については明らかではないが、本樹の縁辺は万寿元年(1024)に創建された柏原八幡神社の参道にもあたり、奥村川に架けられていた土橋に沿って根が延びたものと考えるのが妥当なようである。現在の奥村川は、織田信包(のぶかね)の開いた第一次城下町時代に堀割として利用するため拡幅され深くなったもので、今、我々が目にする木の根橋をとりまく景観は、この時代に形づくられたと言っても過言ではない。
・・・なかなか風情のある町であった。
目的の「金波楼」、26年前にスケッチ旅行で宿泊している時、日航機墜落事故があった。後日、その飛行機に教え子が搭乗していたことを知った。生きていれば・・・もう50歳になる。
ホテルに荷物を置いて、城崎マリンワールドへ。
アジ釣りを楽しんでから、イルカ・ショーを観る。
イルカの大ジャンプは、理屈抜きに「いのち」の素晴らしさを体感させてくれる。