KIZUNA43 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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マンガ・パワー(2)


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■まんが甲子園テーマ「○○の神様」などに決定

高知市で毎夏、開かれる全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)の実行委員会は12日、予選テーマを「20年」「○○の神様」と発表した。大会は今年で20回目。参加校はどちらかテーマを選び、6月13日までに高知県まんが・コンテンツ課に郵送する。○○の部分は自由に決めて良い。東日本大震災の被災県は、複数校による合同チームでも参加可能。実行委は「希望を持って力を発揮して」と応募を呼び掛けている。審査で選ばれた35校が8月6~7日の本選大会に進む。問い合わせは同課、電話088(823)9711。


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■47都道府県から323校43校増/被災地「東北」も応募

全国の高校生が漫画の腕を競い合う「全国高等学校漫画選手権大会」(通称・まんが甲子園)の予選作品の応募が締め切られた。20回目を迎える今年は「20年」「○○の神様」を予選テーマに設定。先月末から今月13日まで郵送による募集を行った。東日本大震災の影響が心配されたが、全都道府県から前年より43校多い323校が応募。24日に予選審査を行い、通過した35校が8月6、7両日に高知市九反田の市文化プラザかるぽーとで開かれる本選に出場する。本選のゲスト審査員は、「あしたのジョー」で知られる漫画家ちばてつやさん、「タッチ」のあだち充さんが務める。県まんが・コンテンツ課によると、昨年不参加だった徳島など4県からも応募があり、初参加は明徳義塾を含め50校。被災した東北、関東地方からも岩手、宮城が各6校、福島2校、茨城7校など、昨年より1校多い14校から応募があった。作品の開封作業は17日、県庁で行われた。テーマ別では「20年」が83校、「〇〇の神様」が240校。ストーリー性を持たせたり、「神」から「髪」へ発想を広げたり、工夫が凝らされている。はと話した。予選審査会は24日に開かれ、35校が本選(8月6、7両日、高知市)に進む。ちばさんは昨年に続く2度目のゲスト審査員、あだちさんは初めて。また大会では、巨大な厚手の紙を、A4サイズほどのジグソーパズルのピースに型どり、それぞれのピースに審査員や大会参加者の「ペン児」らに応援メッセージやイラストを描いてもらう企画を予定している。大会実行委員会会長の吉村領・NPOマンガミット理事長は「震災にも関わらず、これだけの応募があったことはうれしい。被災地からも予想以上の応募があり、漫画の力で自分たちも元気になろうという思いが伝わった。一緒に盛り上げていきたい」と話した。応募全作品は小学館集英社プロダクションの漫画投稿サイト(http://www.dreamtribe.jp )に公開し、応援投票を受け付けている。最多票の学校には「小学館DreamTribe賞」が授与される。


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■青森・黒石商は「復興ダルマ」

20回まんが甲子園の予選審査会が24日、高知市九反田の市文化プラザかるぽーとで行われ、応募した全国323校から、ともに初出場の明徳義塾と中村など県内4校を含む35校が本選に進んだ。東日本大震災の被災地からは復興への願いが込められた作品も寄せられ、審査員から「日本を元気付けようとする気持ちがあふれている」「団結力や力強さがある」との講評が相次いだ。予選テーマは「〇〇の神様」と「20年」。日高村出身の漫画家くさか里樹さんら7人が審査にあたった。震災に関連した作品が目立ち、6回目の出場を決めた黒石商(青森)は、おなかに「復興」と書いたダルマが、自ら筆で目を入れようとする構図。「神頼みではなく、自力で成し遂げる大切さ」を表現したといい、審査員の牧野圭一・京都造形芸術大学教授は「復興にかける意欲が感じられる」と高く評価した。出場がかなわなかった学校の作品にも、復興の願いが見て取れた。周囲が津波で壊滅的な被害を受けた大槌(岩手)が描いたのは、震災の慰霊碑を見つめてほほ笑む、20年後の男女。「あまりにも多くのものを失ったけれど」「またみんなで笑って過ごせる、そんな時がきたのね」という会話を添えた。東北(宮城)は「いつかきっと、そんな未来が来るはず」との願いを込め、復興した町並みを背景に、サッカーを楽しむ子どもたちを描いた。初出場の明徳義塾は、父親と母親と幼い子どもの家族を描き、絵を上下逆にすると20年後の姿に変わる、だまし絵の技法を使った。このほか、力士が「八百万の神」と「八百長の神」を間違えるなど、ニュースを取り入れた作品も本選出場を勝ち取っていた。全作品は、漫画投稿サイト「ドリームトライブ」で公開されている。


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■平成19年8月4日第16回「まんが甲子園」外務大臣・麻生太郎挨拶

全国高等学校漫画選手権大会に参加する選手諸君。外務大臣麻生太郎が、まんが甲子園の諸君にこうしてあいさつを言える。数十年漫画を読み込んで来た者として、こんなにうれしいことはありません。勝ち上がってきた諸君、暑い夏は、君たちのために準備されていたようなものだ。白球を追うばかりが甲子園ではありません。指先が痛くなるまでペンを握りしめ、白々と夜が明けるまで机にかじりつくのだって、君たちの青春、勝負だろうと思います。日本人くらい、マンガの文法を自然に身につけている国民はおりません。このコマは、どうしてこの大きさなのか。なぜここは、背景が真っ黒でないといけなのか。君たちには、その理論が知らないうち身についている。なぜ身についたか。君たちの前に、偉大な先人の独創があった。その前には紙芝居という、これも日本の発明がありました。伝統はえんえんとさかのぼり、かの「鳥獣戯画」までいくのであります。その伝統の最先端に、君たちがいま、栄冠かけて競い合おうとしている。マンガは友情を描きます。人生をたった一コマに詰め込み、人の世の、喜び苦しみを描く。CGには絶対つくれない夢の世界を、二次元世界に定着できる。それをすべて、君たちのペンが成し遂げられるのです。このことに、世界はやっと気がつきました。世界中でいま、猛烈な学習を始めています。外務大臣としてこのあいだ、国際漫画賞というのを出しました。香港の漫画家が第一回の受賞者になって、マレーシア、香港、オーストラリアの作家には奨励賞を出しました。彼らの作品を見ると、日本の漫画家の誰から影響を受けたかすぐわかります。ドイツからブラジルまで、応募作品どれ一つを見ても、日本の影響が色濃く出ていた。漫画はいま、世界の人々が夢を紡ぎ、愛を語り、怒りをぶつけるメディアになったのです。そしてその誕生の地、日本の、最も熾烈な戦いの場に今君たちは出動しようとしている。君たちのような存在が、世界中の若者からどれほど羨望のまなざしで見られているか。ぜひそれを知っていてほしい。最高峰のフィールドに、君たちは立っている。まんが甲子園の選手諸君。ストーリーをとことん練れ。線に目一杯命を賭けろ。君たちの作品を、雑誌で読める日を待っています。



・・・なかなか素晴らしいメッセージですね。


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多くの漫画家が・・・


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私の大好きな、ちばてつやさんも・・・


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元気になるマンガ・パワーを送ってくれています。