まよ子(13) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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父は安子に料理の説明を始めた。




「安子さんは、エジプト料理はじめてのようだから」

「はい、でもこの魚とてもおいしいです」

「これはナイル・パーチと言ってね、ナイル河にいる魚なんだよ」

「てっきり海の魚かと思っていました」

「淡水魚なんだけど、大きいのは2メートルぐらいなんだ」

「すごい魚ですね」

「マスター、ナイル・パーチの写真なかったかなあ」

「去年エジプトに行った時のがあるよ」


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-ぱーち


そしてマスターは、テーブルにアルバムを広げてくれた。



◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-ぶじぷと

みんな、すごいすごいの大合唱であった。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-へきが



「たっちゃんと、一度いっしょに行こうって約束してたんだけどね」

「まよ子、たっちゃんの代わりに行ってあげる」

「本当かい、うれしいねえ」

「カメラマンがいっしょだと心強いよ」

「そりゃそうと、よっこはどうして写真部なんだい」



「まよ子」は、安子との出会いをはにかみながら語った。




「そんなことだろうと思ったよ、部長さんは?」




安子は一瞬ためらった様子であったが




「実は、父がカメラマンだったんです」

「えっ本当、私知らなかった」




・・・つづく


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-きゅ

発泡スチロールで作ったキュビズム風横顔に新聞紙を貼り、竹の棒を差し込んで・・・なかなかいい感じになりました。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-しっぽ1

七宝編みをはじめました。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-しっぽ2

簡単な編み方ですが、本当に美しい模様ができます。今日はここまで。