■よこづな【横綱】
1 相撲で、力士の最高位。また、横綱力士の略称。本来は大関の中で、綱を締めることを許された力士をさしたが、現在は、日本相撲協会が免許する地位。
2 四手(しで)を垂らした白麻の太い綱。力量・技の最もすぐれた大関に相撲行司の家元吉田司家から授与され、土俵入りのとき、化粧まわしの上に締めた七五三縄(注連縄)。
■横綱は、大相撲の力士の格付け(番付)における最高位の名称である。語源的には、横綱だけが腰に締めることを許されている白麻製の綱の名称のことである。原稿制度で横綱に降格はなく、引退することによってのみその地位を降りる。その代わり、常に横綱にふさわしい最高レベルの相撲が要求される。現在の大相撲においては、横綱は、全ての力士を代表する存在であると同時に、
神の依り代であることの証とされている。それ故、横綱土俵入りは、病気・故障等の場合を除き、現役横綱の義務となっている。横綱は、天下無双であるという意味を込めて「日の下開山」と呼ばれることもある。古くは戦国時代に、黒と白を混ぜて撚り合わせた綱が存在していたとされる。
「まよ子」が相撲好きになったのは・・・亡くなった祖父の影響で、両親が仕事で忙しくかまってもらえない時、祖父に連れられ大相撲を見たことがきっかけでした。以来、大相撲だけでなく、好んで祖父といっしょに出かけるようになったのです。
「まよ子」は、はじめて祖父に連れられて行った時のことをはっきりと覚えています。力士がにらみ合い、その様子を観客が見守る。時間いっぱいになって、今まさに立とうとする瞬間、会場は静まり全員の視線が土俵中央に釘付けになる。そして、勝敗が決まろうとする時、会場全体がどよめき揺れる。小学校にあがる前の「まよ子」には相撲のくわしいことはわからない。ただ、力士の真剣な顔、ぶつかり合って揺れる丁髷、そして敗れた力士の悔しそうな顔そのすべてが・・・「横顔」としてインプットされたのだった。
今朝は夜更かしがたたって寝坊そして母親との大喧嘩、結局、学校は仮病でずる休み。昼すぎまでベッドでごろごろ、亡くなった祖父のこと大相撲のことを思い出していた。今でも、祖父に買ってもらった切手を大切にしている。
ようやくベッドから這い出し、誰もいない居間に行くと、亡くなった祖父の部屋の扉が開いていることに気付いて何気なく覗いてみた。・・・つづく
もう一枚の横顔パネルに新聞紙を貼り込みました。
次に、この2枚をジェッソで塗装する予定です。