まよなか科(30) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

カーマは元来「愛」の意で・・・


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-ぼち1


ラティ(快楽)、プリーティ(喜び)を妃とし、ヴァサンタ(春)を親友とする。美男子であり、オウムに乗り、海獣マカラを旗標とし、サトウキビの弓と、5本の花の矢を持つ。ギリシア神話のクピド(エロス)に相当し、妃のラティや親友ヴァサンタを伴って相手に近づき、その矢で射られた者は恋情を引き起こされる。苦行者の邪魔をすることもあり、それが原因でシヴァ神に焼き殺された。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-くぴ1


クピド(Cupido)


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-くぴ2


ローマ神話の愛の神。アモル(Amor)とも呼ばれる。日本語では、英語読みのキューピッドで知られる。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-くぴ3


ギリシア神話のエロスと同一視される。エロスと若干異なり、背中に羽をつけて恋の矢を撃つきまぐれな幼児として描かれることが多い。そのため、恋人達の恋愛成就の助けになることを「恋のキューピッド」ということが多い。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-くぴ4


サンドロ・ボッティチェッリの「春」の中で画面の上の方から目隠しをしながら三美神の中の「慎み」(castitas)を狙っているのがクピドである。キューピー(Kewpie) 1909年に米国のイラストレーター、ローズ・オニールがクピドをモチーフとしたイラストで発表したキャラクターである。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-ぽん1


アプロディーテー 愛と美と性を司るギリシア神話の女神で、オリュンポス十二神の一柱である。美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている。また、戦の女神としての側面も持つ。日本語では、アプロディテ、アフロディテ、アフロディーテーなどとも表記される。元来は、オリエントや小アジアの豊穣の植物神・植物を司る精霊・地母神であったと考えられる。アプロディーテーは、生殖と豊穣、すなわち春の女神でもあった。ローマ神話におけるウェヌス(英語読みでヴィーナス)に相当する。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-ぽん3

ポンペイ(Pompei) 1世紀までナポリ近郊にあった都市で、イタリアの世界遺産である。79年のヴべスビオ火山噴火による火山灰で地中に埋もれた。18世紀に発掘が開始され、現在は主要な部分が一般公開されている。町の守護者は美と恋愛の女神ウェヌスである。娼婦の館などが発掘され、ここで男女の交わりを描いた壁画が多く出土したことから、現代では快楽の都市とも呼ばれる。

ウェヌス・アナデュオメネ(Venus Anadyomene, 海より出ずるウェヌス)アプロディテまたはウェヌスの図像表象の一つで、アペレスの非常に賞賛された絵により有名になった。イメージは海から現れる愛の女神アプロディテの誕生、ギリシア神話の伝えるところでは、アプロディテは完全な大人として、彼女の処女性を絶え間なく更新する海から生まれた。女神が彼女のぬれた髪を絞るモティーフはたびたび繰り返された。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-ぽん3

眠れるヴィーナス(1510年) Giorgione


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-ぽん4

ウルビーノのヴィーナス(1538年)Tiziano Vecellio


『ウルビーノのヴィーナス』はジョルジョーネの『眠れるヴィーナス』を模倣したものと言われるが、ティツィアーノはさらに官能性を追求した作品に仕上げている。ヴィーナスの右手は愛を表す花束を持ち、左手は画面中央に陰部を隠しながらも挑発するかのように置かれ、寓意画では貞節を意味するイヌはすぐそばで眠って描かれており、その役割を放棄している。その影響を受けてマネ(Édouard Manet)は、『オランピア(1863年)』で売春婦に置き換えて描いている。


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-まね

ヨーロッパにおける美術文化の厚みをつくづく感じます。