本当はモナリザでもう少し展開したかったのですが、後回しにして・・・
第17回吉川英治文学賞受賞「序の舞」(発行:朝日新聞社、1983)
女性の一生を描かせたら定評のある宮尾登美子の作品。明治時代に生きた女二代の物語。本の中では島村松翠(津也)として登場しているが、女流画家・上村松園の一生を描いている。男尊女卑の激しい時代に、女が絵を描いて生活していくということをやり遂げた島村松翠、その影に大きな力として君臨していた母・勢以。お茶を売る商売をしながら女手一つで二人の娘を育て、女流画家として島村松翠が生活出来るようになるまでの壮絶な闘いを描いている。
映画「序の舞」(監督:中島貞夫)男はんには わからしまへん。
画家・上村松園の波乱に満ちた生涯を描いた「序の舞」を完全映画化。明治の世に、しかも古い慣習を尊ぶ古都・京都を舞台に、未婚の母として、女流画家として強く生き抜いた島村松翠(津也)を主人公に、その母・勢以との愛憎、そして師匠・恩師・画塾生の三人の男と関わりながら、大成していく松翠の生き様を、激しく美しく描く。ヒロイン松翠(津也)には、本作で初の主演を果たした名取裕子。誇り高き母・勢以に岡田茉莉子、松翠と関係を持つ三人の男たちに風間杜夫、佐藤慶、三田村邦彦。さらに高峰三枝子、三田佳子ら豪華キャストが競演している。
教科書では、上村松園の波乱に満ちた生涯を詳細に紹介しているが、ここでは作品のみを・・・
上の2点を比較するだけでも、波乱万丈の人生であったことがにじみ出ていると・・・思いませんか。
私の作品の方は・・・
たった一つの点(眼)を入れたことによって、波乱が起きるかも?
とにかく今は、気持ちを落ち着けて・・・
ひたすらドットや水玉を入れていく。