乳首をつまむ仕草は、王の子を身ごもっていることを暗示しているとの説もありますが、なんとも不思議な作品です。不思議と言えば・・・
パリ・ルーブル美術館にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナリザ」のモデルは当時、妊娠していたか、子供を生んだばかりで、頭の後ろで髪を束ねられていることが調査で判明した。同美術館はカナダの研究者と協力、レーザー・スキャナなどを駆使した三次元映像を分析し、多くの新事実を明らかにした。そして、モナリザは薄地でほとんど透明な服を上着のうえに羽織っていることがわかった。専門家は、この服は妊産婦が着用していたもので、妊娠中か出産後の女性と判断した。さらに、モナリザは肩まで髪を伸ばした姿のように見えるが、実際はほとんどが頭の後ろで束ねられ、ベールで覆われていたことも確認された。16世紀のイタリアでは、肩まで伸ばした髪は、少女か貞淑でない女性が選ぶ髪形だった。このため社会的地位の高かったモナリザのモデルがなぜ、この髪型をしていたか謎とされていた。専門家によると「作品の色調が暗く、分析が難しかったためこれまでみえなかったものが、初めて見えた。作品は、モナリザの二男出産を記念して描かれたもので、制作時期もより正確に1503年ごろと推定できる」という。(2006年9月27日)
ドイツのハイデルベルク大学図書館はモナリザのモデルが、フィレンツェ商人の妻リザであることを裏付ける文献が見つかったことを明らかにした。1477年に印刷された所蔵古書の欄外にフィレンツェの役人による「レオナルドは今、リザ・デル・ジョコンドの肖像を描いている」という1503年10月の書き込みがあった。ダ・ヴィンチがモナリザを描いた時期と重なる。(2008年1月14日)
「産湯」を沸かしているのではありません・・・またまた「染色」のために
前回、少し薄かったので濃い染料にしました。
染まり具合を見るために、再度、Tシャツを染め直してみました。OKです。
渋染豆絞です。美しく染まりました。