「青」宇宙の神秘的なエネルギーに通じる最も非物質的で抽象的な色だとして重用し、自ら理想的な染料を開発した。1957年に、黄金よりも高貴な青「インターナショナル・クライン・ブルー」(International Klein Blue, IKB)と呼ばれる深い青色の特許を取得し、ミラノで『イヴ・クライン-モノクロームの提案、ブルーの時代』のタイトルで行われた個展で、この染料をキャンバス一面に塗布した青色の絵画の作品群を発表した。また海綿で作ったレリーフや彫刻にIKBを染みこませ青色にした作品も発表している。
この作品を見て、ダヴィンチのスケッチのようだなあと思いました。ということで、第5ページにイヴ・クラインを紹介しました。「青」という色の学習ページでもあります。
さらに、第1ページに掲載したヴィーナスつながりも意図しています。
1960年代半ば、「イージーリスニング・ジャズ」というジャンルが大きな人気を博した。プロデューサーのクリード・テイラーが、なじみのあるポピュラー曲を取り上げ、美しい写真がジャケットを飾る。天才ギタリストのウェスとテイラーの先進的な企画で生まれた、芸術作品としても第一級の名盤「A Day In The Life」です。
そして・・・大好きな青が美しいレコード・ジャケットを掲載、音楽と美術の関係も考えてほしくって。ア・デイ・イン・ザ・ライフの煙草の吸殻には、うっすらとルージュが・・・第6ページへと続く。
大成功?した柿渋「豆絞」青染に気を良くして、会員さんにも体験していただくことにしました。
布を張り、連筆の使い方を練習してから・・・
柿渋をつけて・・・
筆をしごいて・・・
布面に平行に・・・
筆を均等に布に軽く押し付けて・・・
連筆を垂直に立てて、柿渋を染み込ませます。
初めてなのに・・・上出来です。教え方がよかったのかな?「教える」方も「教えられる」方も楽しめる、そんな「まよなか科」をめざしたいと思います。