水玉・・・カルピス(2)
1923年(大正12年)「パナマ帽を被った黒人男性がストローでグラスのカルピスを飲んでいる様子」が、トレードマークに制定されました。これは第一次世界大戦後のインフレで特に困窮している美術家を救うため、ドイツ、フランス、イタリアでカルピスのポスターの懸賞募集が行われた。その中から選ばれたのがこのマークで、作者はドイツのオットー・デュンケルスビューラーという図案家です。
マークは1980年代になると国際化時代の背景から人種差別的な問題を提起されたり、黒人差別をかかえる国々から反対意見を展開されるようになり、企業イメージの面で不利ということで1990年に使用を中止することになりました。
1964年(昭和39年)、英文「CALPIS」のロゴを中心としたラベルに変わりました。
1967年(昭和42年)、台湾向けの「カルピス」が発売されました。
1974年(昭和49年)、英語のロゴを強調したラベルに変わり、オレンジも発売されました。