藍染のトレーニング(2)
藍は空気にふれて発色しますので、布が液から出ないように繰りながら藍を布全体にいきわたらせます。
布をしぼって、空気にさらします。出したばかりの時は、このように緑色をしています。
布をしっかり広げて、しっかり空気にふれさせます。少しずつ青みを帯びてきます。
ずいぶん青くなってきました。この感動を味わいたくて・・・だから藍染なのです。
浸けては空気にさらすという作業を繰り返しながら、好みの青さに染めていきます。
藍液に1回浸けただけの薄い水色を・・・「甕のぞき」と呼びます。すばらしい命名です。色の変化を確かめるために、染める回数を1~5回まで実験しました。