きらっ(25) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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金木犀


きんもく1


朝、玄関を出ると・・・金木犀の花が地面に降り積もっていて、あまりの美しさに見とれてしまいました。


■キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、ギンモクセイの変種。中国南部が原産で江戸時代に渡来した。桂花とも呼ばれる。

主に庭木として観賞用に植えられている。秋になると小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、芳香を放つ。芳香はギンモクセイよりも強い。雌雄異株であるが、日本では雄株しか入っていないので結実しない。雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ。

中国では丹桂と呼び、花を白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、茶に混ぜ花茶にしたりする。

香りの主成分はβ-イオノン、リナロール、γ-デカラクトン、リナロールオキシド、cis-3-ヘキセノールなど。このうち、γ-デカラクトンなどはモンシロチョウなどへの忌避作用があることが判明している。

キンモクセイの香りは甘めで強くしっかりとしているため、トイレ用の芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半頃まで人気商品であった。しかし、その影響により実物の花の香りをトイレの匂いと勘違いする子供たちが続出し、今でも「キンモクセイ=トイレの芳香剤の香り」を連想してしまう者も多い。


きんもく2


■銀木犀

モクセイ(木犀)は、モクセイ科モクセイ属に属する常緑小高木の総称。中国原産で、中国名は桂花。ギンモクセイ(銀木犀、Osmanthus fragrans Lour. var. fragrans)・キンモクセイ(金木犀、Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino)・ウスギモクセイ(Osmanthus fragrans Lour. var. thunbergii Makino)の総称であるが、単に「木犀」と言う場合は、ギンモクセイを指すことが多い。秋なかばに香り高い星のような小さな花を無数に咲かせる。花弁は4枚。雌雄異株で、日本には雄株しかないといわれている。庭園に好んで植えられる。花つきをよくするには日当たりの良いところが望ましい。また、剪定は花が終わった後、3月上旬までに済ませる。


きんもく3

■柊木犀

似たような形のヒイラギモクセイは、ヒイラギとギンモクセイの雑種といわれ、葉は大きく縁にはあらい鋸歯があるが、結実はしない。クリスマスの飾りに使うのはセイヨウヒイラギ(学名:Ilex aquifolium)であり、「ヒイラギ」 とあってもモチノキ科という別の科に分類される別種である。


きんもく4

■柊

幹は堅く、なおかつしなやかであることから、衝撃などに対し強靱な耐久性を持っている。この為、玄翁(げんのう)と呼ばれる重さ3kgにも達する大金槌の柄にも使用されている。特に熟練した石工はヒイラギの幹を多く保有し、自宅の庭先に植えている者もいる。他にも、細工物、器具、印材などに利用される。防犯:葉に棘があるため、防犯目的で生け垣に利用することも多い。古くから邪鬼の侵入を防ぐと信じられ、庭木に使われてきた。家の庭には表鬼門(北東)にヒイラギ、裏鬼門(南西)に南天の木を植えると良いとされている(鬼門除け)。また、節分の夜、ヒイラギの枝と大豆の枝に鰯(いわし)の頭を門戸に飾ると悪鬼を払うという。


ヒイラギは確かSAVにもあったと思うのですが・・・