アルミ鋳造体験教室(1)
夏休みを利用しての中学校での工作教室は、紙細工・板細工・紐細工そしてCGアニメと盛りだくさん。最後のしめくくりは・・・専門家をお招きしての、めったに経験できないアルミ鋳造体験教室です。
まずは、もっとも簡単な発泡スチロールを型にして流し込むという方法です。
珪砂という細かい砂の中に作った発泡スチロール型を埋め込みます。
アルミは炉の中で800度の熱で溶かしてあります。溶けたアルミは上に不純物が浮き上りますので、それを取り除きます。
さて、流し込み作業です。
発泡スチロールは瞬時に燃えて溶けてなくなります。
珪砂は熱伝導が悪く、なかなか冷えてくれませんので、アルミに鉄のヤットコを接して熱を吸収してやります。じょじょに固まってきます。
固まったアルミを取り出します。
水道水で冷やせば、完成です。もちろん、余分なアルミは金ノコギリで切り取ります。