■中野嘉之「紺青の刻」「白鷺-銀色の刻」
箱根にアトリエを構える日本画家、中野嘉之(1946-) 京都に生まれ、多摩美術大学時代から横山操、加山又造に師事した中野嘉之は、新制作協会展、1974年以降は創画展に出品を重ね、93年の創画展脱退後は各地で個展、グループ展を開催。鳥や動物に取材し、《風韻幼鹿図》(2001)などで幅8メートルに及ぶ大作を制作、また近年は各地の雄大な自然に触発された大作を描いています。現在多摩美術大学教授として活躍しています。
紹介した作品以外にも「刻」と題された作品を多数制作されています。