刻子・・・ずっと気になっていたのです。
麻雀は基本的には4面子、1雀頭(ジャントウ)の組み合わせで得点が決まりますが、面子の種類には順子、刻子、槓子の3種類があります。また、面子になる前の塔子には、辺塔子(ペンターツ)、嵌塔子(カンターツ)、両ターツそして、雀頭になる対子があります。
どうして「刻」という文字が用いられているのか、調べてもわかりません。
刻子とは同一牌3牌の組み合わせのことです。手牌でつくった刻子を暗刻子(アンコウツ)、もしくは暗刻(アンコ)といい、鳴いて(鳴きについては別項参照)つくった刻子を明刻子(ミンコウツ)、もしくは明刻(ミンコ)といいます。
三暗刻は通称三暗(サンアン)といい、暗刻もしくは暗槓で3面子つくったものいいます。また、ツモあがりしたときに、三暗刻ができることをツモリサンアンといいます。門前でも、鳴いても2翻になります。
三色同刻(三色同ポンともいいます)は、萬子、筒子、索子で同一の刻子もしくは槓子を3面子つくったものいいます。門前でも、鳴いても2翻になります。
四暗刻は、通称四暗(スーアン)といい、暗刻もしくは暗槓で4面子つくったものをいいます。四暗刻が確定したもの(単騎待ち)を、ダブル役満とするところもあります。門前のみ役満になり、鳴くと役満にはなりません。
三連刻とは同一の数牌で連続する3つの刻子、槓子をつくったものをいいます。門前でも、鳴いても2翻役です。
四連刻とは同一の数牌で連続する4つの刻子、槓子をつくったものをいいます。門前でも、鳴いても役満になります。
昔はよく麻雀をしたものですが、最近はまったくしなくなりました。「あんこ」が一番美しく明快な役だと思います。