ぎょ(584) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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鯉のぼり(2)


こいの5


■画家・国吉康雄に扮して鯉のぼり作り(岡山市)

岡山市出石町出身でアメリカで活躍した画家、国吉康雄にふんしてこいのぼりを製作する「アートな手作り鯉のぼり」が、市立中央小(岡山市弓之町)で開かれ、国吉のトレードマークのひげと帽子、めがねを身につけた参加者が、思い思いのこいのぼりをデザインした。国吉の出身地、出石地域の町おこし団体「出石をどねぇんかする会」の主催。国吉は、明治時代にアメリカに移住し、祖国に思いをはせながらも昭和28年にアメリカで死去。参加者は国吉を紹介する自作ビデオをみた後、国吉に変身した。「地元に里帰りして、こいのぼりを製作する」との想定で、それぞれが国吉になりきってこいのぼりを製作した。会場は、家族連れや高齢者の友人同士など、さまざまな参加者で大にぎわい。それぞれがカラーペンなどを使って、カラフルなこいのぼりや、うろこ部分にハートや星をデザインしたものなどを次から次へと仕上げていった。子供と参加した岡山市東古松の郵便局員、上野智世さん(37)は、「勤務先でイベントのことを聞き、春休みの子供をつれて参加した。誰でも気軽に楽しめるイベントで、また参加したい」と話した。参加者が製作したこいのぼりは、岡山市出石町の店舗などで開かれる「出石芸術百貨街」で展示される。(2007年3月26日掲載)


こいの6

■まち全体美術館に「出石芸術百貨街」開幕・芸術家60人出品

米画壇で活躍した洋画家国吉康雄(1889―1953年)の出身地・岡山市出石町全体を美術館に見立てて芸術家の作品を展観する「出石芸術百貨街07」が、同町一帯で開幕した。2回目の今回は昨年のほぼ2倍となる約60人が出品。大勢の美術ファンらが作品の鑑賞と街の散策を楽しんだ。岡山、香川県、東京都などの芸術家が空き地や古民家など40カ所で展示や発表を行った。テーマは国吉晩年の代表作にちなんで「こい」。鶴見橋たもとの旭川堤防には、ビニール製シートを切り抜いて作った鯉(こい)約110匹が後楽園を背景に“遊泳”。出石町内から集めた布やガラスを素材にした帽子やオブジェも展示された。同市番町の大学院生田口詩乃さん(22)は「住民と芸術家が一体となった国吉の出身地にふさわしい芸術イベント」と感心していた。(2007年4月28日掲載)


こいの7


こいの8


■400人の手形ウロコ 巨大鯉のぼり登場・豊田下山「鯉恋まつり」

こどもの日を前に豊田市下山地区で、「香恋の里鯉(こい)恋まつり」が行われ、約4500人の家族連れらでにぎわった。まつりには、全長15メートル、幅3メートルの巨大な鯉のぼりが登場し、子どもたち約400人が赤や青、黄などの絵の具を手につけ、手形でウロコをデザインした。蒲郡市大塚町の大塚小3年俵滉一郎君(8)は「楽しかった。絵の具がかすれないようしっかりつけました」と笑顔だった。同地区では、使わなくなった鯉のぼり約500匹を幹線道路沿いなどに揚げている。下山商工会の平野啓文青年部長は「隣接する足助地区は、おひなさまで有名ですが、下山は鯉のぼりと言われるように取り組んでいきたい」と話していた。(2007年4月30日掲載)


こいの9


■こいのぼり長くてびっくり21メートル「体内くぐり」岡山

岡山市表町の「栄町桃たろう商店街」で、全長21メートルの巨大こいのぼりをくぐり抜ける「体内くぐり」があり、足を止めた家族連れの買い物客らを楽しませた。「商店街から日本の伝統文化を発信したい」と同商店街青年部「福きつね会」が主体となり、4年前から始めた。こいのぼりは「徳永こいのぼり」(和気町)が提供し、市立大宮小の児童たちが県のマスコットキャラクター「ももっち」やサクラの木など、思い思いの絵を描いて彩った。この日は、約300人の子供や保護者がコイの口へと飛び込み、歓声を上げながら次々と尾から飛び出した。親子で来ていた市立幡多小4年の谷阿佐美ちゃん(10)は「とても長くてびっくりした。絵がたくさん描いてあって楽しかった」と話していた。また、同商店街では、赤、青、黄など色とりどりの巨大こいのぼりをつり下げて展示中。アーケードには長さ5~10メートルのヒゴイ、マゴイ計約30匹が空中を泳いでいる。(2007年5月1日掲載)


こいの10


■空中美術館 栄町桃たろう商店街活性化のため、全国からすぐれた作品を公募展示し、24時間365日間、休みなく多くの皆さまがより身近に美術鑑賞を楽しみ、出品者各位の作品向上に寄与する事を目的としています。当商店街には園山春二氏プロデュースの日本で初めての桃たろう美術館があります。


こいの11


こいの12